政府候補予算が50億円積み増しされるのは何のため？

２月28日付のブルームバーグ紙の記事に

面白い記事があった。

安倍某が

28日の衆院予算委員会において、

山田宏氏（日本維新の会）への答弁の中で

海外で日本をおとしめようというキャンペーンが展開されており、

日本政府として

海外向けの広報戦略を作る必要がある

との認識を示したという。

☆　記事URL:http://www.bloomberg.co.jp/news/123-N1ORHD6JIJWD01.html

どう海外向けの広報戦略を作るつもりだろう。

「安倍≠日本」だ。

それが分からないのかな。

日本を貶めようとしているのは

安倍だ。

世界、

とりわけ米国が

安倍から離れて行っているのは、

３・１１以降、

出来上がりつつある

脱原発の流れに逆行しているということがある。

たとえば、

サイト「子ども達を放射能から守るネットワーク＠ちば」によると、

米国は20基の建設は中止となり

去年は稼働中の5基が廃炉になった！

というではないか。

☆　記事URL: http://takumiuna.makusta.jp/e242737.html

また、原発の問題に限らず、

すべて米国の言いなりで

米国と対等――というのはありえない。

その無理を

対中国、対韓国との間に

危機を煽ることで

乗り越えようとしている。

そして結果として、

中国・韓国との関係悪化を望まない米国に

疎んじられているわけだ。

すなわち、

従わなくていいところで従い、

従わねばならないところで従い損ねている。

そのちぐはぐさを

兵頭正俊‏@hyodo_masatoshiさんが

こんな風に伝えておられる。

――安倍晋三がおバカなところは、米国と対等の付き合いをやるのだったら、日米地位協定や思いやり予算に手を付けないといけないのに、それには手を付けずに、靖国に参拝したり、ソチに行ったり、天ぷら仲間を重用したりするところね。だから国民も世界も敵に回してしまう。〔21:14 - 2014年2月28日 〕――

日本のメデイアは、

金で抑え込んだ。

政府候補予算が

50億円積み増しされたのは、

メディアへの

ご褒美と見ていいのだろう。

27日発行、

日刊ゲンダイの記事

「50億円積み増しはメディアへの賄賂だ」

によると、

過去20年さかのぼっても、

政府広報予算が前年度から10億円以上も

増えるのは

今回が初めてという。

消費税にかこつけて予算の積み増しは、

まるで火事場泥棒だと、

上掲紙は辛辣だ。

前回の消費税引き上げ時は、

逆に前年度比で、

12億円ほど削減されたことを思うと、

理不尽さが目立つ。

しかも50億円という大盤振る舞い。

メディアへの

賄賂という見方さえできる。

それもこれも

安倍某の無能無策政治をヨイショさえるためだ。

しかし、国内で

安倍某を持ち上げるほどに、

あ～、あの国、日本は、変な国

という評価が

より強固になるジレンマを

抱えている。

その根本を断ち切るには、

メディアを通した

民衆コントロールの妙な野望を

捨てることだろう。