のんきに介護

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楽しそうに笑う福田氏と、両隣の全く笑わない二人の女性記者との対比がすべてを語ってそうだ

2018年04月23日 07時45分14秒 | 安倍某とそのお友達
岩槻優佑@yuu_iwatsukiさんのツイート。

――記事の内容も凄い上に、何故か楽しそうに笑う福田氏の両隣の女性記者二人だけが全く笑っていないこの写真が、この問題の全てを象徴している気が。 
福田次官セクハラ更迭 なぜかテレ朝の女性記者が叩かれる日本 (文春オンライン) - Yahoo!ニュース https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180421-00007134-bunshun-pol … @YahooNewsTopics〔22:25 - 2018年4月21日 〕――




〔資料〕

「福田次官セクハラ更迭 なぜかテレ朝の女性記者が叩かれる日本 」

   文春オンライン(4/21(土) 7:00配信 )

☆ 記事URL:https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180421-00007134-bunshun-pol

 財務省の福田淳一事務次官がセクハラ疑惑で辞任した。事実上の更迭である。“最強官庁”と呼ばれた財務省だが、国税庁長官と事務次官が相次いで辞任するという異常事態となった。福田氏の発言を中心に一連の問題を振り返ってみたい。

◆ ◆ ◆

福田淳一 財務事務次官
「すいません、おっぱい触っていい?」
『週刊新潮』4月26日号

 福田淳一事務次官のセクハラ疑惑が報じられたのは4月12日発売の『週刊新潮』だった。記事では「胸触っていい?」「手縛っていい?」など、飲食店で一対一だった女性記者に対する福田氏のセクハラ発言が逐一報じられていた。



福田淳一 財務事務次官
「時には女性が接客をしているお店に行き、お店の女性と言葉遊びを楽しむようなことはある」
産経ニュース 4月16日

福田淳一 財務事務次官 
「自分の声は自分の体を通して聞くので、これが自分の声なのかどうかはよく分からない」
BuzzFeed NEWS 4月18日

 ところが事態は意外な展開を見せる。16日、財務省が福田氏のコメントを発表。「相手が不快に感じるようなセクシュアル・ハラスメントに該当する発言をしたという認識はない」とセクハラ疑惑を完全否定してみせたのだ。

 セクハラや労働問題に明るい板倉由実弁護士は「福田さんの認識は関係ありません。女性が不愉快に思う発言をすること自体が問題なのです」と断言(『週刊新潮』4月26日号)。

 しかし、福田氏は「週刊誌報道は事実と異なるものであり、私への名誉毀損に当たることから、現在、株式会社新潮社を提訴すべく、準備を進めている」とし、さらに財務省は「福田事務次官との間で週刊誌報道に示されたようなやりとりをした女性記者の方がいらっしゃれば、調査への協力をお願いしたい」とセクハラの被害に遭った女性からの申告を求めた(産経ニュース 4月16日)。



麻生太郎 副総理兼財務相
「相手(被害を受けた女性記者)の声が出てこなければ、どうしようもない」産経ニュース 4月17日
「こちら側も言われている人の立場も考えないと。福田の人権はなしってわけですか」
テレ朝News 4月17日

 17日、財務省トップの麻生氏は記者会見で、女性記者が名乗り出ない限り、セクハラの事実は証明できないとの認識を示した。福田氏をかばい、財務省の異例の要求を認めた形だ。

矢野康治 財務省・官房長
「弁護士に名乗り出て、名前を伏せておっしゃることがそんなに苦痛なのか」
東京新聞 4月20日

 財務省の矢野官房長は18日の衆院財務金融委員会で「女性記者は名乗り出ない可能性が高い」と指摘されて、こう返した。「中身がわからないことには処分に至らないのが世の常ですよ」とも発言している(J-CASTニュース 4月18日)。なお、矢野氏は福田氏の聴取を担当した人物であり、次の次官に就任すると目されている。

 ハラスメントや労働問題に詳しい寺町東子弁護士は、「ハラスメントの調査の手法として、財務省のやり方はセオリーを踏まえていない。逸脱している、稚拙なものです」と厳しく指摘。記者が名乗り出なければセクハラはなかったことにするという麻生氏の見解については「強者が弱者に、無理を押し付けている、暴力的な構造があります」とも語った(BuzzFeed NEWS 4月17日)。



安倍晋三 首相
「早く辞めてもらうしかない」
産経ニュース 4月19日

 福田氏のセクハラ疑惑に激怒したのが安倍晋三首相だ。菅義偉官房長官とともに15日の段階で福田氏の更迭を決断したが、麻生太郎副総理兼財務相が同意しなかった。安倍首相は福田氏に関する報道を読んで、「ほんとにくだらない会話して、許せないね。もう麻生さんに任せるよ」と語っていたという(『週刊文春』4月26日)。

 結局、福田氏は4月18日に辞意を表明した。 プチ鹿島氏の記事 にもあるとおり、19日の産経新聞は「福田財務次官 更迭」「確実に政権への打撃になっている」と大きく報じた。事実上の更迭であることに間違いない。



麻生太郎 副総理兼財務相
「そんな発言されて嫌なら、その場から去って帰ればいいだろ。財務省担当はみんな男にすればいい。触ってないならいいじゃないか」
『週刊文春』4月26日

 これは12日に行われた麻生氏の派閥「志公会」パーティー終了後の発言。これがこの国の大臣の認識ならば、セクハラは金輪際なくならないだろう。19日には野党6党が麻生氏の辞任を要求した。

福田淳一 財務事務次官
「好きだからキスしたい。好きだから情報を……」
『週刊新潮』4月26日号

 4月19日発売の『週刊新潮』(4月26日号)が福田氏のセクハラ発言についてさらに詳しく報じている。2016年11月には「お胸触っていい?」「すごく好きだって気持ちとぉ、胸を触りたいって気持ちとぉ、キスをしたいって気持ちが同時に湧き起こってる」などの発言をしていたそうだが、なんといってもこの発言にトドメを刺す。情報を提供する代わりにキスを要求しているのだ。同号には、ある民放記者の「アラサーの女性記者は、ほとんど被害に遭っています」との証言も掲載されている。

 なお、福田氏は辞任を表明した折も「あんなひどい会話をした記憶はない」、19日朝に自宅前で記者団の取材に応じたときも「全体としてみると、そういうことではないということだ」とセクハラそのものを否定(朝日新聞デジタル 4月20日)。今後は裁判で争う姿勢を示した。



篠塚浩 テレビ朝日・取締役報道局長
「社員からセクハラ情報があったにもかかわらず、適切な対応ができなかったことに関しては深く反省しております」
朝日新聞デジタル 4月19日

 セクハラを受けた女性記者が所属するテレビ朝日の対応も問題視されている。19日未明に開かれたテレビ朝日の記者会見では、女性記者が上司に相談しながらも「報道は難しい」と伝えられ、『週刊新潮』に連絡したことが明らかにされ、篠塚浩取締役報道局長は適切に対応できなかったことに対して反省の弁を述べた(朝日新聞デジタル 4月19日)。

 福田氏のセクハラは問題ではない、テレビ朝日がすべて悪い、という意見もネットには多い。代表的な意見として、経済評論家・池田信夫氏の次のようなものが挙げられる。「公平にみて、福田氏がスケベオヤジであることは事実だろうが、そんなことは事務次官の業務とは関係ない。こんなくだらない事件で行政を混乱させたテレビ朝日は関係者を処分し、全社員に報道倫理を教育すべきだ」(アゴラ 4月19日)。この人は何を言っているんだろう? セクハラが悪いに決まっているじゃないか。また、フリー記者の堀田喬氏が19日の民進党の記者会見で、質問の形であえて女性記者の実名を公表したことも話題となった。

 日本文学研究者のロバート・キャンベル氏は17日の『スッキリ』で、セクハラ疑惑を報じて「#MeToo(私も)」のムーブメントを起こしたニューヨーク・タイムズがピューリッツァー賞を受賞したことを引き合いに出し、「女優たちが一人ひとり実名を名乗って伝えられたのは、自分たちが不利を被らないという自信、社会が彼女たちを支えるという暗黙の了解があった」と指摘。昨年、伊藤詩織氏が当時TBSワシントン支局長だった山口敬之氏に性的暴行を受けたことを告発したが「葬られてしまった」ことを例に挙げて、「なぜ手を挙げなかったか、挙げられなかったのかは、けっこう根深いこと」と語った。
大山 くまお

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1 コメント

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Unknown (和室ファンド(99%へ再分配・無添加ジャムサンド)
2018-04-23 12:45:59
次々と出てきますね・・・
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