ALIVE

S.THUNDERS diary

アクセス解析&コメント式にしました。

レコーディング一日目

2007年07月07日 | Weblog
いよいよ10/13発売のアルバム『ANIMAL』のレコーディング。
曲はライブでやってる新曲や全くの新曲を含む13曲を予定にしている。
半分くらいはまだ未完成でレコーディングしながら魂を込めていく。

今日は数日前にベースのはやとの誕生日だったのでレコーディング前に
誕生日プレゼントを渡した。
おいらははやとの歯ぎしり矯正マスクとある物(これは内緒)

亮太はタバコとウルトラマンの本とこれまた内緒の物(覚醒剤じゃないよ)
ゆきちゃんからは鋲のリストと鋲のベルト。よくパンクがしてるあの類じゃなくて
もう少しファッショナブルなちょっとお高いやつ。

自分のバースディを祝ってもらったんだからお祝い返しは人間の常識的なもんだとおもう。常識うんぬん、友達なら普通そうしたいとか思う。

んでおいらはとんでもない事に気付く。
本来ならギターを3本ほど持って行くつもりが、スタジオについて気付いたんだけど
グレッチしか持ってきてない。がびーん

さすが忘れん坊(可愛さUP)

これは神がグレッチ1本でやって抜けろと言う合図なのかもしれん。
勝手に前向きに考えよう。

バック13曲のレコーディングは夜の11時くらいに終了。
おいらは今回のレコーディングで大きな成果を得た気がする。
自分が長年にわたって出したかった音がはっきりと出せるようになった。

歪んでるんだけど、一音一音のコードの音が聞こえるって言うか、輪郭のある
ギター。

よくギターってみんな歪ませるんだけど、歪ませたら太くはなるんだけど
芯がなくなったり輪郭やギター本来の音って言うもんがほとんどなくなってしまう。
ハードコアだからそれでいいとかそういう考えはおかしい。

こだわりがなければ楽器を持つ意味などない。

長年かかった、ここまでくるのに。
でも満足しとらんのよ。まだまだ奥がありそうですんごくドキドキ。
まるで清楚な女の子のケツの穴にちんぽを突っ込んだあの時の感覚に似てる。

まだまだ奥が深い。




あほか俺は。

楽器って限界がないのがすごい。
突き詰めても突き詰めてもまだまだ底にたどり着かない。

もうこの赤いギターと6年目になるんかな。
はじめはギターなんかちんぷんかんぷんで偶然行った
地元の楽器屋に一台だけあったこのグレッチに心揺らいだ。

あの初期衝動から6年。

まだあの頃と俺はなんも変わっとらんよ。
もうボロボロだけどまだまだこれからも、俺が灰になろうがならまいが、いつでも
近くにおってほしいと思う。

ギターケースがぼろぼろなのは共に破滅の道を歩んできた証。
俺の身体に傷がたくさんあるように、俺のギターにもたくさんの傷がついている。