ALIVE

S.THUNDERS diary

アクセス解析&コメント式にしました。

DEADLY ROCK SHOW

2007年04月15日 | Weblog
今日は大阪からエークソダスというスラッシュメタルのバンドと
京都からBADWHEREっていうパンクバンドを誘っての久しぶりの企画。
一時期はもっとコンスタントに月に一度くらいのペースで自分の企画をしていたんだけど最近じゃなかなか色々な力が働いたり忙しかったりでそれが出来ていなかった。

でもこれからもこうした場所は作っていかないけない。
やりたい場所を探すのがめんどくさいし、やりたい連中の誘いを待つのも
これまためんどくさい。だから自分でやるの。企画に限らず他の事も。

自信を持って言えるのは、他の地元の連中の企画なんかとは月とすっぽんほど
何から何まで勝ってる。これは実感している。それが自信にも繋がる。
ガキとかにしか相手できん馬鹿ななんとかプラザでやっとるやつもおる。
これじゃあ、いつまでたっても人としてもバンドとしても成長せんしいつまでたっても甘えん坊。


昼前にメンバーと合流してまたまたみさこの働くパスタ屋へ。
食べたかったチーズとマヨネーズ、ポテトだけのシンプルなグラタン。
これが美味しい。パンも美味しい。
不思議な事にご飯好きなおいらがパンをぱくぱく食べてる。
そのくらい美味しい。
みんなも食べにいけよ。百万ボルトっていう電気屋の真ん前だよ。
美人な店員さんがいっぱいいるよ。


そしてその後はスムーズに流れる。
ツアーバンドが集まり段々とリハーサルを始めていく。
ここでトラブル。

ミキサーがおかしい。
いつもなら全然だせる音域や音量でハウリングが凄い。
エフェクトが壊れる。すごく熱を持つ。これはやばい。俗に言うやばす。

もうそろそろこのミキサーも寿命だと思う。もう20年近くここで毎日働いてる。
新しいのにするのはやっぱりちょっと後ろ髪をひかれるんだけど、でも今後を考えればそろそろ新調したい。

しかし

うまくオペレートできん。こまった。
とりあえず笑ってればいいかと思いニヤニヤしときました。


開演までアンタッチャブルと遊ぶ。
昨日のリハーサルを見てからおいらの中では紛れもなく今まで見てきて
鼓動を打ち抜かれたシリーズの上位。今日も楽しみ。
この舞鶴界隈で感情をギターに移入できるのはおいらかこのあつし君だけであろう。
にんまり




今日も8時に開演。
舞鶴のお客さんはなんだか知らないけど7時開演でもみんな8時くらいに来る。
これだと1バンド目があまりにかわいそうなので仕方がなく8時に開演にしている。


いきなり大阪のエークソダスに演奏してもらった。
すごすぎるね。テクニックと場の動かし方、そんで破壊感。
いきなり1発目でみんなが狂いだしてまるで誰か数人はそのまま宇宙に飛ばされていったかのようなモッシュの荒らし。
これライブだ。間違いない。PAなんかしたくなかった。久しぶりにおいらもモッシュとかしたいモード。

エークソダスが終わった頃、みんなゾンビみたいな顔してうろうろしてたのがおもしろい。さすが遊びのエリート集団である。みんな素敵。
一部のおっさんみたいなのは偉そうに後ろの方で眺めとったよ、だっせーの。
あれね、ほんとはびびっとるだけなんよ、かっこつけて眺めとるけど。
若い女がステージ前で爆竹浴びながら暴れまわってるのになーに後ろの方で
逃げてるんよ。ちんこついとんか?

が、なんてったってほとんどの客がパラレルワールド。
宇宙旅行だね、これ。


そんでおいらの好きなアンタッチャブルって言う舞鶴のインストバンド。




うん、やっぱりかっこいい。これこれ。
今の時代、こんな古い音を出してる人は少ない気がする。
古いから良いんじゃないけど、アンプから音を出してるのに機械を通してないような
そういう音が聞こえます。さすがの一言でした。

そんで京都BADWHERE。
おいららは出番待ちで見とらんけど、控え室までもの凄くモッシュの振動が来ていました。初めての土地でここまで持ってけるのって凄いな。


んで今日は爆裂都市気分でNOPAIN。
1曲目からみんなお客さんが狂ってるのが解る。ぶっ飛んでるわ、本気で。
マイクは飛んでいくし、誰かの頭がギターに何回も当たってチューニングめちゃくちゃになるし、照明がストロボと回転灯だけなんで手先見えんし、コードも見えないし、もうほんとぐちゃぐちゃ。
気持ちよすぎる。数年前の舞鶴BADBRAINSを思い出した。これこれ。これがしたかったんよおいらは。馬鹿な客が集まって、痛いくせにみんなとぶつかりあって
出演者の邪魔して、叫びまくって。

思わず亮太もスピードが上がってたしはやちゃんも寝ていなかった。
おいらもちんこむきむきで頑張ったよ。
しかし真っ暗でほんとに何も見えないステージでした。
以後考えよう。

爆竹も3箱消費。意外にだれも酸欠で倒れない。くやしい。
今度は打ち上げ花火を持ってこようかしら。

うん、最高の一夜だった。
来週のライブの地元共演者もちゃんと来てくれた。
そうそう、こうやって協力してこのデッドシティーを楽しもうではないか。
毎日仕事とかうっとうしいし、ストレスもたまる、そんな毎日の一部として
こういう場があればいいし、アーティストは表現すればいい。

あんたには俺がいるし、俺にはあんたがいる。
誰も一人ではない。

こうして同じ汚い酸素を吸いわかちあえる場所がある。
逃げてんじゃねーよ、かかってこいって。
また来週、おいらはあんたらに挑戦するし攻撃する、あんたらも
出演者にくらわせてやりゃいいんだって。

また来週、この悪の巣窟で会いましょう。