手乗りの悪魔くん

市営住宅型枠工事中。

最近、夜はばったりと気絶するように眠る。
不規則な生活をしてるわけでもなく、ちゃんと生活のリズムは正常に
まっとうしてるはずなんだけど、神経性胃炎。

ストレス系の胃薬を買い、きりきりと痛む身体を中和。

もうかれこれ２ヶ月は家には帰ってない。
いろんな人の支えで今日までうまくやってこれてる。

金もまったく持ち合わせとらんのに。

おれには人脈がある、人望がある。
これは唯一自分、自慢できるものかもしれん。

こうも人を裏切り、痛い目合わせ、悪魔とまで呼ばれた自分にも
肩をかしてくれる人らがいる。

しかし歩くのは自分、この辺がポイント。

いつかはこういう人らになにかで返したい。

ライブで返すなんて無責任なこと言っちゃ終わりなんだけど、

おいらには今それしかない。

がんばるから、おいらを見ててほしい。絶対。




仕事が終わりまたまたインターネットカフェ。

商店街の中にポツンとある廃退する感じのする店。

俺はここで更新をしなくなって、一気に観覧数の減ったこの日記を
残りの仲間に発信する。

生きているか、わからないので、ここを更新してくれと頼まれたこともある。
おいらは平気。

最近、妙に身体のガタや持病がない。

おいらには神などついとらん。

肩に乗る悪魔といつも話をしてる。

まともじゃないんだ、気が気でないんだ。

帰る宛も無く、いつも誰かに支えられ、飯を食わせてもらい、

普通に考えてまともにおれんのだ。
だから働いてるのかもしれん。

ふとした時いつも、悪魔がにっこり手招きしてる。

悪いのは全部俺。

でもまて、

もうすこしまて、

絶対、最後に生き残るのはあんたじゃなくておいらだから。