今年はレンジャクの当たり年のようで、当地でも数か所に渡来しているようでNetでも良く見かけます。
特に今年は当地では珍しくキレンジャクが多く見られるようです。小生も人並みに出掛けてきました。
03/03(土)、ひな祭りです。朝食中、ごく近くでヒレンジャクとキレンジャクが見られるとのお誘いをいただき駆け付けました。
到着した時にはすでに10数羽が来ていて、数本ある街路樹のクロガネモチを採餌していました。周りの様子を伺うと近くの電線や民家のテレビアンテナなどに数10羽の群れが休息しているのが見られ、時々、クロガネモチにやってきます。わりと時間をかけて夢中で食べているように見られましたが、なかなか思うようには撮らせてくれませんでした。
情報では、当初は200羽ほどが観察されほとんどがキレンジャクでヒレンジャクは少なったとのこと。この日も全体ではキレンジャクが多いように感じましたが、写真はキレンジャクはあまり良くありません、最近あまり、熱意が湧かなく根気がないように感じます。反省しないといけません。
ヒレンジャク(緋連雀、学名:Bombycilla japonica 、英名:Japanese Waxwing、科属:レンジャク科レンジャク属、体長:18cm、時期:冬鳥)
キレンジャク(黄連雀、学名:Bombycilla garrulus 、英名:Waxwing、科属:レンジャク科レンジャク属、体長:20cm、時期:冬鳥)
尾羽の先が黄色いから「黄連雀」、尾羽の先が緋色だから「緋連雀」
漢字ではキレンジャクは黄連雀、ヒレンジャクは緋連雀。黄と緋は、両種の尾羽先端部の色に由来する。連雀の雀は、広く小鳥類を表す字で、いろいろな種類の鳥に用いられている。雲雀はヒバリ、小雀はコガラばど。連は群れをつくり、連なって飛行したり行動する特徴による。
(安部直哉 『山溪名前図鑑 野鳥の名前』、山と溪谷社、2008年、130頁。)
撮影機材:カメラ:Nikon D5
レンズ:Nikon AF-S NIKKOR 600mm f/4E FL ED VR+Ai AF-S Teleconverter TC-14E II
撮影日時:2018年03月03日09:24~
撮影場所:福岡県行橋市
全部をフォトチャンネルにしました。スライドショーでご覧ください。
ヒレンジャクとキレンジャク(福岡県行橋市)
ここをクリックするとフルスクリーンの画像が見られます↑
ヤドリギ、キヅタ、クロガネモチなどの木の実を好んで食べ、完璧に食べつくすと、また別の場所に移動します。
ほとんどの場合、滞在は長くて数日、時には数時間と短いので迅速な行動が肝要です。
今後とも、当ブログを宜しくお願い致します。