
2014年、年の瀬もせまった天皇誕生日の12/23(火)大きなモズが渡来したとのことで、出掛けてきました。
8時過ぎに到着、先客は3名ほど一人の方はカメラをセットされていましたが他の方は車で待機状態、どんよりとした生憎の天気で天気の回復を待って居られるようでした。
話を伺っていると近くに来たようです、双眼鏡を覗くと枝被りでしたが確認できました。すぐに飛び去りましたが早速機材をセットして待ちました。
この場所は猛禽類の狩場になっているようで、ハイイロチュウヒ♀、コミミズク(チュウヒと思い撮影は見逃し、残念)チョウゲンボウなどが飛び交っていました。しばらくしてまた来て餌取をして木に止まってお食事シーンを見せてくれましたが、ほどなく飛んで行きました。
午前中は近くに来たのはこれっきりで、後は遠くの電線に止っているのが見られ、そこの周辺で狩をしているようでした。
半ば諦めかけた昼食後やっと来てくれました。この時は止った木から飛び降りて近くでバッタのようなものを咥えて戻って来ておいしそうに食べていました。丁度、天気も回復し陽も差してきてやっと撮影も良くなりました。止っている同じシーンばかりの量産は止めにして飛び出しを狙いましたが、1.7xテレコンを着けていたこもありなかなかうまく撮れません。1.4xテレコンに付け替えてみました、これでもだめでしたが前よりは少しましになりました。早く気がつくべきでした。もっと長いレンズが益々欲しくなりました。
14時過ぎて、近くに謎のモズが居るとのことで行ってみました。このモズは電線に止っていることが多いとのことでこれだと思い撮影しましたが、後で見るとどう見ても普通のただモズでした。
今回も後から来られた方々との談笑も楽しく、念願のオオモズに出会え満足しました、お世話になった皆さんに感謝です。
オオモズ(大百舌、学名:Lanius excubitor、英名:Great Grey Shrike、科属:モズ科モズ属、体長:24cm、時期:冬鳥)
モズ(百舌):いろいろな鳥の鳴き真似をするので、「百舌」。「も」は「百」「す」は鳥を意味する接尾詞。
オオモズ:その名のとおり大きなモズ。冬鳥として稀に越冬。
(安部直哉 『山溪名前図鑑 野鳥の名前』、山と溪谷社、2008年 323頁)
撮影機材:カメラ:Nikon D4s
レンズ:Nikon AF-S NIKKOR 500mm f/4G ED VR+Ai AF-S Teleconverter TC-17E II
撮影日時:2014年12月23日08:37~
撮影場所:熊本県玉名市
全部をフォトチャンネルにしました。スライドショーでご覧ください。
オオモズ(熊本県玉名市)
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