松竹大歌舞伎、松本白鸚・松本幸四郎、父息子の襲名披露興行を観てきました。関東地区から西への中央コース巡業初日。@狭山市市民会館 大ホール
過去にも歌舞伎のホール巡業を都内の何ヶ所かで観た経験から、実は正直、さほど期待していなかった。歌舞伎座の華やかさとは比較にならないから。その分、チケット料金がリーズナブルなので、観ておこうかな?的な興味。
ところがどっこい! 想像してたより豪華な舞台。見応えありました〜🤗
特に最後の舞踊『奴道成寺』が圧巻。安珍清姫で有名な娘道成寺の男版で、最初は娘姿で登場し、途中から実は男だったと判明する展開。早替わりあり、3つのお面を忙しなく付け替える一人三役ありの見せ場に次ぐ見せ場。新・幸四郎さん出ずっぱりの大暴れ👏🏻👏🏻👏🏻
舞踊演目だと、ついコックリしがちな自分も、ウトウトするヒマなかったです。笑。
最後の最後、手ぬぐい撒きでは、のり屋の元に飛んできた手ぬぐいを少し離れた席(隣席ではない)のオバサンにかっさらわれるという悲劇が(手ぬぐいマニアとしたことガー😱)。己れのトロさも情けないが、どこに行っても図々しくスバシコイ人がいるものだと逆に感心。
ちょっと悔しいけど、ここで運を使わなくてヨシ。損して得とれ。そのうちもっと、いいことあるさ(負け惜しみ)。