
母の四十九日。
朝から強行軍でした。
家族で集まり、
朝7時に菩提寺のある群馬へと出発


早く着きすぎたので、
まずは、お墓の掃除。
法要の前にズボンの裾をまくりあげ、
手を真っ黒にしながら、
朝露に濡れた雑草取り。
それでも時間が余り、
カフェチェーンに移動。
モーニングセットを食す。
お寺に向かい、
正午から法要。
帰路、
寄居名物「星の王子さまPA」にて、
遅めの昼食&買い物。
早めの夕刻、実家に戻り、
甥や姪と共に母の遺品を整理しながら、
形見分け。
近場の回転寿司にて夕食を終えると、
22時。
食べて働いて拝んで、
食べて買って働いてまた食べて…
家族みんなヘロヘロのヘトヘト。。。
でも、母が生きていたら、
きっと、こう言ったことだろう。
「夢みたいに楽しい日だったね」
家族揃っての食事やイベントを
何よりも大切にしていた母だったから。
買い物好きだった母の遺品は
あまりにも多すぎて、今日だけでは
とても整理しきれるものではないが、
想定外のものを見つけ、
疲れが吹っ飛んだ。
ヨックモックのクリスマス限定缶に…

きれいに並べられた絹の「ぬい糸」。

若い頃、子供服メーカーの
デザイナーをしていた母が、
宝物のように大切に使いつづけてきた、
洋裁道具のひとつ。
自分は子供の頃から、
色鉛筆を見ているだけで癒されたが、
母もこの色糸たちに
癒されていたに違いないと思うと、
ひとつひとつがたまらなく愛おしい。
母よ、
だいじに使わせていただきますよ。
あとは、
膨大な貝ボタンコレクションの
在り処を教えて!
と訊きたいところだが、
その母はもういないのだと、
また改めてシュンとするのだった。。。