レオままの気まぐれ猫日記

花とにゃんこが大好きなレオままのつぶやき、ぼやき・・・ 「我が家の猫事情」

もうすぐお別れ… 一つの決断

2017-04-30 17:44:07 | 猫日記
今日で4月も終わり
春というより初夏の日差しに感じられるレオまま地方です


さて、メイちゃんが正式に我が家の家族になって2週間が経ちました。
経緯を一気に書いたので、長い記事になってしまいました



レオまま家のデッキでよくお昼寝してたゆりちゃんをもうすぐ見れなくなるのが寂しいよ


そら君も、お外の番犬として助かってましたよ


お別れの記念に写真撮らせてね

凛々しくて、かっこいい表情が撮れました

「おばちゃん、さよなら~」

「そら君も、元気でね」





事の始まりは去年の春ごろだったかな?
お向かいのご婦人が、子供たちが独立して今の家は一人で住むには広いし
2階はいらないから平屋の家でも探そうかな・・・と

その時は近所への引っ越しを考えてるのかな?
ゆりちゃん、メイちゃんのこともあるし
室内猫4匹とそらくんいるし、あんまり現実的に考えてませんでした。



ところが、夏ごろには静岡にいい物件があったと聞いてびっくり
でもまぁ、それぞれの家庭の事情もあるでしょうから
私が気を揉んでも仕方ないことと平静を装ってました。



秋になり、動物たちを軽トラの荷台に乗せてシートをかけて運ぼうと思うんだけど
誰か運転してくれる人がいないかなぁと呟かれまして・・・

「えええぇ、うそでしょ?そんなのあり得ないわぁ」
それだけの動物を乗せて運ぶにはそれなりの車も必要だし
岡山⇔静岡を運転する気力も体力もありません
何より、そんなことしたら動物が死んでしまいそう
たかが20分ほどの通院ドライブでも大絶叫で大暴れするのに
絶対無理、無理、無理~~~

それだけの長距離
できれば飛行機、もしくは新幹線
できるだけストレスや負担をなくしてあげてとお願いしました。


そして、私の心の中に一抹の不安がよぎりました
もし、ゆりちゃん、メイちゃんを置いて行かれたらどうしよう・・・
最悪の事態を想定して、ごはんと寝床のお世話は覚悟した方がいいかも



それからはなんだか心がずっともやもや・・・


うちで面倒みるにしても、ずっと外飼いはまずいし
うちに入れるにはクロくんとてんてんの承諾が必要だし
う~~~ん、困ったぁ



とりあえず、今からでも仲良く・・・、いや顔見知りになってもらった方がいいよなぁ


そんなわけで、なるべくゆりちゃんとメイちゃんを我が家の敷地に呼び込み
うちの猫との「窓越し仲良し作戦」をちまちまと実行し始めました。
ゆりちゃんは人にはなつっこいけど、猫には挑発的なことがわかりました。
メイちゃんはクロくんに似たタイプ
用心深くて、必要以上に接近しないし、喧嘩を好まない子のように見えました。
そして、冬
おばさんが、「ゆりちゃんは夜私のお布団に入って寝るんよ」
その言葉を聞いて、もしもお向かいさんがどの子かを引き取ってほしいと言ったら
メイちゃんを引き取ろうと私の心の中だけで決心してました。


そして、今年の2月くらい
引っ越しの予定の話はどうなったのかわかりませんが
寒い夜も多いし、何よりごんた君に追われているのか?
夜中に外で喧嘩の声が聞こえると、私も気が気でなく
ついに私からおばさんに声をかけてしまいました
「夜だけでもメイちゃんをうちの物置にいれましょうか?」と
予想通り、「お願いします」とのお返事だったので
急いでメイちゃんの寝場所を確保しました。

屋根と壁はあるけれど、ラティスのドアだから外みたいなもんだけど
ごんた君からは守ってあげられる
せめて夜くらい安心して眠らせてあげたい
うちの猫を抱いて寝るたびに思っていました。

段ボールの囲いの中に段ボールベッド
保温シートを敷いて、毛布とフリースで包みました。
レオの闘病中に買ったレンジでチンする湯たんぽが役立って良かった


2月の末頃からメイちゃんのお泊りが始まりました。
夕ごはんをおばさんちで貰ったあと
おやつで我が家の物置に誘います。
初めは来たり来なかったりの日もありましたが
3月はほぼ皆勤賞


夜だけはクロくんとてんてんが出入りする猫玄関を外から板で封鎖して
閉じ込める形になるので、最初は出してほしいと鳴いていましたが
翌朝の5時過ぎには旦那がドアを開けて解放してあげるパターンに慣れてきました。
(そのころメイちゃんは朝ごはんを5時くらいにおばさんにもらっていたので)

たまに、時間が来ても寝ていたり
ドアを開けてもなかなか出ていかない日もあったらしい(旦那 談)
そんな時、ドアを10cmほど開けたまんまにしておくと
なんと、見張り台にごんた君が鎮座してることがあって
可愛そうだけど、メイちゃんが出たらドアを閉めることにしました。


閉じ込められるのは嫌だけど、寒さとごんた君にはかなわないわ


自分でぬくぬくのベッドに入って、安心して眠れるようになりました


物置を片付けて、片付けて、なんとかメイちゃんのベッドを設置




そして、やっと暖かくなった4月
湯たんぽの出番も減ってきて、メイちゃんもお外でもいいかも~と思い始めた頃
引っ越しの予定が5月1日と聞いて焦りました

なぜなら・・・
暑くなる前にメイちゃんを家の中に慣れさせてあげないと。

ここはてんてんが熱中症にもなったところ
あれからポリカを屋根の内側や西日が当たる壁面にベニヤを張って
多少の暑さ対策はしましたが、安心はできませんからね


4月14日 この日、メイちゃんを抱いてお向かいさんに言いました。

「メイちゃんをうちで引き取ります
これから病院でウイルスチェックと、ワクチンと蚤取りをしてもらってきます」と。


病院へ向かう車の中も診察中も、メイちゃんはとっても良い子にしてました。
肝が据わってるのかしらねぇ
おかげで爪切りまでできたわ

病院から帰ってお向かいさんに報告後
メイちゃんは完全室内飼いのうちの子になりました



残念ながら、エイズキャリア陽性でしたが発症はしてないそう
他猫との濃厚な接触は避けてくださいとのことでした。
エイズなら、尚のことお外生活は卒業させてあげたい
これからはおうちでのびのび楽しく暮らそうね
今まで頑張ってきたんだもの
これからも元気で発症することなく過ごしてほしいと願ってます



そんなわけで、完全隔離で飼うのが難しいレオまま家
流血事件に発展せぬよう、目配りが大変なのでありまする




<おまけ>

メイちゃんのお部屋にトイレを増設したのですが
てんてん対策のため、我が家のトイレはすべてこの仕様

ちゃんとトイレでしゃがむんだけど
途中からだんだんおしりを持ち上げて、マーキングスタイルになっちゃうんだもん
最初はエライ目に遭いましたが、これでバッチリ!





あぁ、そうだ
ワンニャンのお引越しは飛行機に
そして引っ越しは1ケ月延びたらしいです






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