レオままの気まぐれ猫日記

花とにゃんこが大好きなレオままのつぶやき、ぼやき・・・ 「我が家の猫事情」

レオまま的猫考

2012-10-27 22:47:12 | 猫日記
10月はブログ記事にしなきゃいけないネタがあったのに

私がおサボリしたせいで、すっかり記事がずれちゃいました

まず、10月9日は4年前師匠がレオまま家に来た日

そして、10月21日は9年前レオがうちの子になった日

こんな大事な日の記事を書き落とすところだった(汗)



前記事のコメントを読ませて頂いたり、お返事を書いてて思ったことを少し書いてみたいと思います。

動物の性格、持って生まれた部分もあるけど、生まれてから1,2ヶ月の育った環境の影響は大きいと思う

今まで私が出会って一緒に暮らしてきた猫と師匠との違いは、仔猫の時に人間と触れ合ったかどうかということ。

それも仔猫の時に人間に抱かれたり可愛がってもらえたかどうかが問題

野良猫なのに、とっても人なつっこい子は小さい時に可愛がられた経験がある子だと思う

歴代の猫も比較的手のかからない聞き分けのよい子だったのは、人間に助けを求めてきた子だったり

飼い猫が子供を産んで、もらってくれと保護したケースがほとんど。

こういう子はサバイバルの経験もないし、人間を頼ろうとしてる感じ

そして、助けてくれてありがとうっていう感情を持ってるような気がする

レオもそう、橋の下に捨てられて、しばらくは団地の子供たちがみんなで面倒を見ていた。

昼間はみんなに抱かれたり、ミルクをもらったりして、夕方にはダンボールごと橋の下に返されてたっけ・・・

うちの子になってからも常に抱っこされてたし、いつもくっついてるのが当たり前な生活をしてた。

だけど師匠は、その時期人間と触れ合ったことがないのだ。

人間からご飯をもらったり、抱いてもらったことがない。

それどころか、母猫に人間は怖いんだよ、信じちゃだめと教えられ、人間から遠ざけられた。

そして、狭いところで怯えているだけなのに、長い棒で突かれたり、石を投げられたり・・・

学習したのは、人間に対する恐怖心と不信感だけってことなんだろう

それでも母猫に守られて、愛情いっぱい育ったはず。

母猫に甘えてお乳をもらって、身体をなめてもらうことはあっただろうけど

人に抱かれるという感覚は知らずに育ったはずだ。

おまけに助けてほしいなんて思ってもないのに、勝手に捕まえられて、閉じこめられた感があったのかも。

そう考えると、師匠の行動ってどれもこれもそれなりに意味があるものに思えてならない。

甘え方はスリスリゴチンしか知らない

もみもみ行動をしない

抱かれるのは嫌いで、半端なく抵抗する

お腹空いた、ご飯ちょうだいなんて言わない(自分で調達する)

出されたご飯も警戒して、すぐには食べない

狭いとこ(避難経路がないところ)が嫌い

箱や袋も入らない(捕獲される恐怖心)


そんな師匠が4年かけて少しずつ進歩している

レオままを信頼しきってるレオ兄ぃを見て、この人は大丈夫なのかな?

お布団に上がっても大丈夫かな?

このご飯、食べても大丈夫かな?

少しずつ確実に距離は縮まってきた。

レオが居なくなって、私を独占できる半面、少し不安がぶり返したのかもしれない

師匠があまり家にいない理由もなんとなく想像できる

普通なら、ご飯を貰いたいがために人の帰りを待ったり、愛想をしてくるんだろうけど

考えてみれば、師匠は家にいる意味がない

ご飯もそうだし、人に遊んでもらったり抱いてもらっても嬉しい感覚がないんだろうな

そう考えると、夜、師匠が家に帰ってきてくれるのは、今思えば

レオままと寝たいんだぁ~~~~~

私と寝る為に家に帰ってきてくれる

なんだかそんな気がしてならないのよねぇ


これからも師匠には人間と暮らす幸せを感じさせてあげたい

おじいちゃんになったとき、人間と暮らしてよかったなと思ってほしい

そのためにも、私はイソップ童話の「北風と太陽」の太陽のようでなければと思っている

北風で吹き飛ばすのではなく、じわじわと心の氷を溶かすべく

暖かさで師匠の心をつかみたいと思うのだ


1日の大半を外で過ごしてる師匠、夜だけでも私のベッドに来てくれることは

私って、愛されてる?

これって最高の幸せなのかもと、思いを強くした4年目の秋です






旦那が時々言う

そうやって玄関をちょこまか封鎖するから、師匠が警戒して帰って来ないんじゃないの?って

うーん、なんとも言えないなぁ

でも外泊はしないし、だいたい私の寝る頃を見計らって帰ってきてくれるし

時には不気味なくらいよい子で、帰宅と同時にひとりでベッドに直行することもあるし・・・

どうなんだろうねぇ


師匠のお出かけは心配でもあるけど、お出かけしてくれる時間があるからこそ

ここ何日かはブログの訪問やコメントもできるし、こうやって記事も書けたりする






やっぱり師匠の頭に「悪」のマークはつけないでおこう(笑)









あ~、お花の記事がまた延びちゃったわ











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