レオままの気まぐれ猫日記

花とにゃんこが大好きなレオままのつぶやき、ぼやき・・・ 「我が家の猫事情」

やっぱり・・・

2012-01-22 20:41:12 | 猫日記
レオのこと、本当に皆様ありがとうございます。

レオは今まで、普通のフードも好き嫌いや我が儘を言うこともなく

割となんでもすんなり食べてくれる子だったので

まさかこんなに苦労するとは思ってませんでした。



くろわえ様 もちゅみ様 しめじ様 ほんなあほな様 にゃんたま様

yopparai@mar様 erizabusu様 くりす様 コメントありがとうございます。

なかなか個別のお返事ができないので、お返事を兼ねての記事と思ってくださいね

yopparaiさん、チクワのサイトの張り付けありがとうございます。

実は知らなかったんです。こんなのがあるんですね~

チクワに関しては少々こだわりがあったレオですが、これはもしかして~・・・

ちょっと期待がもてそうです。

もともとネットショッピングとかに疎い私なので、知らないことがたくさん

今回の件でたくさんの情報をいただき、いろいろと勉強になりました。

ありがたく、また感謝しています。

くりすさんのコメント、まるで獣医さんかなと思うほど、いつもきめ細かな

アドバイスをありがとうございます。

チクワの起爆剤が効いて、レオの食欲が戻ってきました。

療法食への切り替えは焦らず、無理をせず、一からやりなおしてみようと思います。






さて、レオくんの様子ですが

レオの補液はあくまでも体内への水分の補給で、栄養剤は含まれてません。

なので、体力維持の為にはやはり食事が重要なんです。

見た目、元気そうなレオですが、摂っている食事の量は微々たるもの

このまま衰弱して、最後に好物でも食べさせてあげたいと思った時に

チクワさえ食べることができなかったら、私たちにとってもレオにとっても

こんなに辛いことはないと思い、家族会議の結果チクワをあげてみる決心をしました。

もし、チクワを食べてくれなかったら絶望的だなと思いながらの賭けでした。





結果は・・・




少量をごまかす為に、なるべく小さくちぎって小皿に入れている最中から

レオは足元に走り寄り、お目目キラキラでさばりついて興奮気味

お皿を置く間も待てないほどに、咽をぐるんぐるん鳴らしながらガツガツ食べた

もう、それはそれは嬉しそうで・・・

涙が溢れた瞬間だったのは言うまでもありませんが、それは嬉しさというより

反省の気持が大きかった。

レオはお腹が空いてなかったわけでも、食欲がなかったわけでもなくて

ただ、ただ・・・チクワがほしかったんだね。

こればっかりは、レオの強い意思表示だったんだと認めざるを得なかった。

よく1ヶ月もがんばったと褒めてあげたい




冷静に考えてみると健康診断の時、きっとレオに病気の自覚は全くなかったはず

なにもぼくは悪いことしてないのに、ある日突然チクワがもらえなくなったとまどい

そして、「1週間がんばろうね」と病院に連れて行かれ、訳も分からず補液をされた

しかし、その後も続く補液にレオは今まで感じたことのないストレスを感じていたにちがいない



確かに、病院の先生も私も少しでもレオの寿命を延ばしてあげたい一心で

少しでも早くご飯を切り替えて、処置をしなきゃと、優等生の飼い主になったつもりでいた。

私も焦るばかりで、レオの気持は全く無視していたとしか思えない行動だったと大いに反省させられた。

なぜなら、チクワがもらえたレオは少しずつ、フードを食べてくれるようになったから。

療法食のみは、まだ無理だけど、高齢猫用のカリカリとウエットなら食べ始めました。

チクワをきっかけに、ご飯を食べることを思い出してくれるといいなぁという期待と

チクワしか受け付けないのがわかったら、どうしたらいいんだろうという不安が半々で

強硬手段に出たわけですが、「チクワもあげるから他のご飯も食べようね」と

一生懸命レオに話しかける毎日です。

とりあえず、晩酌の時に少し、補液の後に少し・・・

そぉ~っと量を減らして、猫用のちくわに切り替えられるといいんだけど

レオくん、手強いからなぁ




レオが吐いたのは、なんとなく腎臓のダメージからくるものではなく

空腹が続きすぎたのと、チクワに急にがっついたから胃がびっくりしたんじゃないかと思えます。

ご飯を少しずつ食べて、身体を慣らしてしけば大丈夫かな

ここ3日ほどは吐いてません




あれから1ヶ月の間、どれだけのストレスを与えていたのかと思うと、心が痛い

レオの為と言いつつ実のところは、自分はレオのために手を尽くしたんだという

満足感がほしかっただけじゃないかと思えてならない



補液をしながらチクワって・・・

これじゃぁ、1歩進んで、2歩も3歩も下がっているのかもしれないけど

ストレスで病気になることもあるんだから、ストレスをなくすことでプラス1歩にならないかなと

密かに願う私なのであります。




ここ最近いろんなブログを見て、懸命にお世話をする飼い主さんや頑張る猫ちゃんを見て

励まされたことは確かだけど、正直私には、ここまでは無理と思うこともありました。

しんどくて、しんどくて、助けて~と懇願するくらい悪化していたレオならば、

補液で少し身体が楽になること、気分がよくなることを実感したかもしれないけど

きっと今のレオは訳が分からないだけだったんだろうね



中年オヤジが人間ドックで引っかかり、酒を止めなさいよと言われても

止めない人間がいるように、個性豊かな猫だもの

レオの性格からして、今までワクチンも受けず、お外を闊歩し、喧嘩もし、

交通事故に遭っても復活し、好きなように生きてきて

何で今更健康オタクにと思ってるのかもしれないと、旦那と笑った。




私の93で亡くなったおばあちゃんも、マックのバーガーや骨付きの鳥の足にかぶりつき

正月もたらふくのお餅を食べて、もう食べたいものもないなぁとつぶやいて

ちょっと調子が悪いから、病院に行ってくらぁと軽いノリで入院したと思ったら

10日あまりで、安らかに旅立った。

好きなようにした後は腹をくくってお迎えを待つ

常々、死んでもお供えはいらん。食べれる時に食べんと意味がないと言っていた人である



そして、旦那の父も糖尿で入院していても病室でお酒を飲めなくなるまで飲んでた人



レオはこんな筋金入りのDNAを持つレオまま家の家族なんだもの

飼い主に似ると言われますが、そういう潔さを持ち合わせたのかもしれないな

私たち夫婦も親とレオ&クロがいなければ、長生きにこだわるつもりがないと

今のところは思っている


闘病に対する姿勢は人様々、いろんな考えがあると思いますが、

レオまま家は、しばらくこんな感じでレオを見守ってやろうと思います。

悪くなったときはまた、その時考えます。




もちろん、レオの口に合うフード探しは今後も続けるし、現在いろいろ注文中

お水も試してみようと思ってます。

補液だけは、少しでも気分よく過ごしてもらいたいから、がんばりますよ~

あとは、一緒に寝て、いっぱい遊んで、いっぱい撫でてあげて、いっぱいお話しよう

好きなだけ、膝に乗せてあげる、お散歩にも行こう

レオくんのゴロゴロがたくさん聞こえますように



高い注射をしてもらうお金より、それを貯めて、仕事を休んでいられるように

少しでも、お留守番の時間を減らしてそばにいれるように・・・


不器用な私はレオをこんなふうにしか愛してあげられないけど

愛情は負けないよ~










今までに看取った猫に関して言えば

死ぬ間際の鳴き声や苦しがってる姿を見続けることが、とても辛かった。

不謹慎だけど、息を引き取った瞬間にほっとした気持もあった

もうこれで、苦しくないね、痛くないね

そして、最後はお互いにありがとうの思いが溢れる・・・



苦しむ姿を見せたくない・・・

飼い主の辛さを思いやってぎりぎりまで、元気に振る舞って

死期を悟って姿を隠す猫の死にざまって、実はすごい思いやりなのかもと思う













今日もぽちっとよろしくにゃ


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