デジタルな戯れ言

日記のようなものです(毎日じゃないけど)。

POV-Rayで星空を作る

2011年02月08日 21時26分34秒 | CG
木星はちょっとお休み。

POV-Rayを使って、イメージではなく、本当の星の配置を元にした星空を作ってみました。冒頭の画像はオリオン座で、6.5等星未満の星空をプロットしています。等級ごとに大きさを変え、天球上に配置しています。

星の配置についてはヒッパルコス衛星のデータを利用しています。ヒッパルコス衛星は、恒星の視差を調べるのが主目的の衛星でした(と思います)。データは、HEASARC Browse: HEASARC Catalog Resources IndexにあるHipparcos Main Catalogのものです。

そのカタログから6.5等星まで抜き出すと、全天で8800個近くになります。ちなみにヒッパルコス衛星の上記のカタログは全部で11万8000ほどの恒星が含まれているそうです。


4.5等星までだとこんな感じ。


3.5等星だとこんな感じです。オリオン座は明るめの星がそろっているのがわかりますね。


これはふたご座。6.5等まで入っています。右のほうにオリオンの一部も見えています。


さそり座です。これも6.5等まで。

どの星が星座を作っている星か、探してみてください。

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