「本田美奈子 最後のボイスレター」(NHK)には泣かされました。
彼女をデビュー当時から知ってる、マリッリーィンなんて、今でもカラオケで唄ったりもするヲヂさんにとっては(そういやこの歌で彼女は「いけないヲトなァ」って唄ってたっけねぇ)、彼女の突然の訃報はショック以外の何者でもなかったけど、その後にいろいろ伝わってきた、歌が好きで、「歌と結婚したから今生ではそれでいいの」みたいなこと言ってたってほどに歌が好きで、好きなことに一生を捧げられた、そのけなげな生き方にうらやましさも覚えたものでした。
自然描写に音声をかぶせるだけという、十分に抑制の効いた演出で、必要最小限のインタビューをはさみつつ、ICレコーダー音源の彼女のアカペラを聞かせてくれた。
骨折で入院した岩谷時子一人に向けた歌なんだけれども、たった一人のために、その人のためだけにと本田が唄った歌は、曲ごとに涙が流れて仕方なかった。
「切々と」って言葉の感覚が、今日分かった気がした。
本田美奈子と岩谷時子 日本の音楽シーンに足跡を残した二人の女性が、大げさに言えば、生きてきた記録を、誠実に切り取った番組だったと思う。
普段、今のTV番組にはほとんど何も期待していないのだが、こんな番組に出会うと、TVもまだ捨てたものではないなと思う。こんな良識が確かに存在いているのを思い知らされて、うれしかった。
こんな番組を見せてくれるなら、たまにはまじめにTVを見てもいいかな。
こんな番組に出会えた今日という日に感謝します。
彼女をデビュー当時から知ってる、マリッリーィンなんて、今でもカラオケで唄ったりもするヲヂさんにとっては(そういやこの歌で彼女は「いけないヲトなァ」って唄ってたっけねぇ)、彼女の突然の訃報はショック以外の何者でもなかったけど、その後にいろいろ伝わってきた、歌が好きで、「歌と結婚したから今生ではそれでいいの」みたいなこと言ってたってほどに歌が好きで、好きなことに一生を捧げられた、そのけなげな生き方にうらやましさも覚えたものでした。
自然描写に音声をかぶせるだけという、十分に抑制の効いた演出で、必要最小限のインタビューをはさみつつ、ICレコーダー音源の彼女のアカペラを聞かせてくれた。
骨折で入院した岩谷時子一人に向けた歌なんだけれども、たった一人のために、その人のためだけにと本田が唄った歌は、曲ごとに涙が流れて仕方なかった。
「切々と」って言葉の感覚が、今日分かった気がした。
本田美奈子と岩谷時子 日本の音楽シーンに足跡を残した二人の女性が、大げさに言えば、生きてきた記録を、誠実に切り取った番組だったと思う。
普段、今のTV番組にはほとんど何も期待していないのだが、こんな番組に出会うと、TVもまだ捨てたものではないなと思う。こんな良識が確かに存在いているのを思い知らされて、うれしかった。
こんな番組を見せてくれるなら、たまにはまじめにTVを見てもいいかな。
こんな番組に出会えた今日という日に感謝します。