わがまま写真箱

いい写真ってなんだろうと、いつも試行錯誤の写真です。写真を愛してやまない人、一緒に語りましょう。

レコードの想い出

2015年09月18日 | 写真
私は、高校2年の頃、フランス映画で、ルイ・マル監督の「死刑台のエレベーター」という映画を見た。(右)  その時の音楽担当が、後にJazz界の帝王と呼ばれる「マイルス・デイヴィス」だった。 彼は、映画のラッシュを見ながら、Jazzの本流である即興演奏をしたという。 よく言う「アドリブ」だ。   そのときから マイルスの音楽が好きになった。

それからというもの、彼のレコードが聴きたくてレコードプレヤーなるものが、欲しくなり あれこれ小遣いを算段するが、当時安いものでも6千円した。結構な値段である。 思いついた!大金を、持たされるのが修学旅行だ!!   忘れもしないが、その旅行の時、みやげ物その他 一切小遣いをつかわず、みんなは、自由行動で、出かけていったが、数人の友達と部屋にいた。 私の中での価値観は、自由行動より音楽だったのだろう。  東京へは、卒業後すぐに行ったが・・・
修学旅行から帰って一目散に電気店に、駆け込んだのを、憶えている。 実にいい思い出だ。
その時に買ったLPレコード2枚が、これである。

今となっては、そのレコードも、私の「宝物」になった。
時々いまだにJazzは、レコードというのが、私のこだわりがあって、レコードに針を落とすことがある。

先日の写真展での話だが、ある方が、写真を始めたきっかけは、ジャズプレーヤーの撮影をしたのがきっかけと聞いた。  それも、ジョン・コルトレーンと聞いて、また懐かしく思った。
みんな色々な、きっかけで写真とのつながりが、あるんですね。