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里山遊歩

かづの野遊び研究所

晴れた日は、野に、山に、川に、
部屋の中にとじこもっていてはもったいないもったいない。

ヨシズ2

2012-11-20 | 水辺
 
 
第一群が上端にきて行手をふさがれ右往左往しているところに、
川原に尻を向け、板切れなどを使い股の間から掻き出すと水と一緒に魚が岸へと飛ぶ。
上流の群れが散ったら股を開いて水の中に座り込む。
第2陣3陣がやってきて股の下に潜りこんでくる。それを一匹一匹手で捕まえるのである。
下から入ってきた者は、石の下に隠れたのを手で捕まえて岸に投げておく。
魚の動きが落着いてきたら上端に座った者は裾を絞って岸に上がり、
裾を開き水を落とすと一緒に落ちた魚が、何匹も足元で跳ねる。
落着いたら、岸に散らばっている魚を集めて、1セット終了。
ちょっと上流に引く位置を移動し、これを繰り返す。 
小学校高学年になって投網を打てるようになると、ヨシズで追いこんだ群れを目がけて投網を打つ、
文字通り一網打尽、型も量も良くなった。
しかし逆にヨシズ本来の魚を捕る楽しみは急激に薄れてしまった。
 
これをいつか夏の米代川でやってみたいが、まだその機会に恵まれない。



 


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