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里山遊歩

かづの野遊び研究所

晴れた日は、野に、山に、川に、
部屋の中にとじこもっていてはもったいないもったいない。

仲がいいお地蔵さま

2018-02-23 | 路傍の神仏
 
正月2日にこの前を通ったとき、お堂まで足跡さえついていなかった。
近くまで行ったので、この雪でお堂ごと埋まってやしないかと寄ってみた。


 
歩くには十分な幅で、お堂までまっすぐに雪が寄せられており、
お堂の前は、しゃがんで拝むことが出来るようようにと平らに固められていた。
  
いつも仲が良い地蔵さんカップル、今年もよろしくお願いします。






   

十和田湖の噴火は

2018-01-30 | 路傍の神仏
 
何気なくテレビ見ていたら、十和田湖の噴火について会議があったとのニュースであった。
先日も白根山の噴火があり、蔵王も火山性の微動を観測されているという。
 
十和田湖よお前もか、十和田火山が噴火するなら中ノ湖から御門石の3㎞範囲、
火砕流は、30㎞に及ぶと予想される、と伝えている。
ここまで十和田湖から20km、両側を台地に挟まれた凹状の底、平安の大爆発から千年あまり、
以前十和田湖を研究している学生に「川の脇は危険、どこに逃げたらいい」と尋ねたところ、
「十和田湖が爆発してからじゃ、もう逃げられません」と、とほほ・・・つれない返事。
その後、5万分の地形図や地質図をじっくりと読んだ記憶が。




     

手を合わせ

2017-12-21 | 路傍の神仏
 
私が気に入っている庚申さまの1つである。
天明6年(1786)に建立され、鹿角に現存する庚申さまの中では、かなり古い方になる。
なお横の上部が欠けている石碑と思われるものは、それより新しいものか古いものか不明。
晩秋には、リンゴがよく供えられている。
 
朝から素晴らしい青空が広がっている。




     

この神社は

2017-11-01 | 路傍の神仏
 
11月に入った、冷たい風が吹きつけ、里でも雪がちらついてくるのももうすぐである。

細流沿いに民家が10軒余り並ぶ集落の外れ、金毘羅さんと判読不明の2基の石碑が立ち、
一段高いところに、3棟の古ぼけたお堂がある。
左のお堂には、正面の祠の中に唐松さま、3方の壁には馬の絵馬が懸けられている。
中央のお堂に3棟の祠が並び、寄進の木札、お稲荷さん、鏡と崇善さまが、それぞれ祀られる。
壁の絵馬は華やかで、天照大神の天岩戸隠れでは豪華な配役陣、五条の橋の牛若丸と弁慶、
金剛力士像、そのほか馬・竜・兎・鶏・狐・鳩など様々な動物が絵馬の中に登場している。
少し離れたお堂は荒れて、中央の祠に唐松さまと気長足姫の木札が祀られていた。





    

五庚申・七庚申

2017-10-10 | 路傍の神仏
 
海岸沿いの道を走っていると、海を望むように数基の石碑が立っていた。
ちょっと休憩するつもりで道の脇に止めてみると、
庚申塔で1基は剥落して読めなかったが、ほかの3基は五庚申・七庚申・庚申とある。
庚申の日は通常年に6回あるが年によっては5回または7回巡ってくることもある、
そんな年に、何かの願いを込めて五庚申・七庚申は建立されたと思われる、
秋田や岩手で見られる五とか七と彫られた庚申塔は、鹿角市内で1基も見かけたことがない。