山神さま 2018-09-29 | 路傍の神仏 9月半ば、打当に行ったさい菅生橋を少し過ぎたところに急な石段の上にお堂が見えた。 阿仁マタギの里だから山神さまだったら面白いと思い、車を止めてお堂まで登ってみた、 お堂に鍵はかかっておらず、なかの1つは山神さまであった、やった。 だけれどマタギの人たちが信仰している山の神さまは、オコゼが好きな女性の神さまのはず、 ヤマの恵みで生計をたてている人々は、 木を切る人・加工する人・鉱山の人・獣を狩る人んどと、山神様へ色々な祈りがあるのだろう。
山また山の 2018-09-14 | 路傍の神仏 昨日仕掛けたモンドリにはドジョウやトミヨ、おまけにアカハラやヤゴも入っていた、 数は少し足りないが、これで良しとしよう。 午後、阿仁川最奥の打当集落まで、往きは2時間、復りは2時間半ほどかかった。 比立内からの道は、立又渓谷幸兵衛の滝に来たとき以来だから5年ぶり、 途中の菅生橋の上から見た打当沢は透き通っており、 8月から濁りがとれない米代川や大湯川とだいぶ違う、 これも緑につつまれた森吉山のお陰であろう。 阿仁川上流域には、マタギの血を引く集落も点在する、やっぱり出てきた山神さま。
庚申の日 2018-07-27 | 路傍の神仏 窓を開けっぱなしで横になっていると、朝明るくなって、右の窓も左の窓も雲一つない青空。 どうやら台風は左に左と移動し、北東北にはあまり影響なさそうである。 6月末に出かけた阿仁の根子、トンネルを抜けると根子の集落が一望できた。 そこから少し進んだところに祠があったので、中を覗いてみると、 大きな面と石像が祀られていた、石像がこの家主の庚申を現しているのだろう、 胸から下は布で覆われおり、三猿や鶏が彫られているか確認できなかったが、 地元でつくった地図に、庚申さまとあるので、石像は青面金剛なんだ。
大湯ストーンサークルが世界遺産国内推薦候補に 2018-07-20 | 路傍の神仏 大湯環状列石が、「北海道・北東北を中心としたの縄文遺跡群」の一員として 19日の文化庁の審議会で、 再来年世界文化遺産に登録を目指す国内推薦候補に選ばれました。 国内の推薦候補リストに載ってから9年、待ちに待ったうれしい知らせ、 しかし、世界文化遺産登録まで、まだいくつかのハードルが待っているようだ そんな情報が入ったので、だれか来ているかなと午前中に行ってみた。 遺跡には誰1人見当たらなかったので、久しぶりにゆっくりと見られた。 昨年、遺跡内でクマが目撃されて、 来訪者の安全を考慮し、野中堂環状列石・万座環状列石の周りは電気柵に囲まれている。 世界遺産に登録される頃には、新世代グマも奥山に行って山の生活に慣れていてほしいな。 本日、北東北に梅雨明け宣言が出された、梅雨明け10日、これから暑い日が続くだろう。 土用の丑の日、二の丑の方が厳しい暑さになるだろうからウナギはそっちまでオアズケ。
ストーンサークル 2018-03-28 | 路傍の神仏 ストーンサークルがだいぶ姿を現してきた。、 4月の声を聞く頃には全景が見えるのだが、やはり雪消えは例年より遅いようだ。 昨年は熊が現れて環状列石の公開はされていなかったが、電気柵を設置して公開するようだ。 ストーンサークルに行ったついでに、近くの集落や林道の様子も見てきた。 福寿草はまだ咲いてはない、林道は入口にも到達できなかった、山の春はもう少し先か。