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里山遊歩

かづの野遊び研究所

晴れた日は、野に、山に、川に、
部屋の中にとじこもっていてはもったいないもったいない。

庚申の日

2016-04-08 | 路傍の神仏
 
60日に1度の庚申の日である。
大湯館から車1台がやっと通れる巾の旧道をいくと、杉林の一角に庚申塔が祀られている。
奉納いた人の子孫が近くにいるのか、いつも花や酒が供えられている。




      

いかにせよと

2016-03-15 | 路傍の神仏

陽が伸び、陽が明るくなって、もう1週間もすれば春分迎えて、緑も復活してくるだろう。
 
27年度を終わらせる寄合いが、28年度を始める寄合いが、2日連荘で秋田で開催され一泊して参加。
十字路手前で車を止めて1台1台に話しかけている、トラックが横転し道をふさいでいるので通れない。
「あちゃ」、その近くに迂回路はない、ここから数十㎞のまわり道、その先は秋田まで高速か。
まわり道にあった神社に、庚申さんと並んでいたお地蔵さん(金精さん?)が、笑っているようだった。

流れながれて無縁塔

2015-12-02 | 路傍の神仏
 
集落と集落の間に3基の石碑が建っている、1基は1日にアップした平成の無縁塔の横にある立石、
一基はリンゴ畑の縁にあり、刻字は剥落したかもともと無刻のもの、
そしてもう一基はこれ、刻は浅いが無縁供養と読める、3基とも来歴を知る由もない。
 
その昔、旅から旅へと歩んでいた者が、旅の中で行き倒れることも珍しくなかったのか、
 
「何国にて病死仕り候わば、御世話ながらその御所のご作法にて御葬らい下さるべく候。
この方へお附け届け及び申さず候。よって捨て往来一札、かくの如くに御座候。以上。
こんな捨て手形をもって、ふるさとへ2度と帰ることない四国遍路へでた者もいたらしい。
遍路では、そのような人が持っていた金剛杖を立て墓印としたと聞く。




     

ストーブの湯も沸いたから 

2015-12-01 | 路傍の神仏
 
カレンダーも最後の1枚となり、いよいよ12月である。
スーパーではハロウィンが過ぎた頃からクリスマスケーキと正月料理の予約がすでに始まっている。

平成になってから建てられた無縁塔の横に自然石が2つ、うち一つは立石となっている、
これが元々の無縁塔なのか、よく見ると石英閃緑ひん岩、ストーンサークルを構成する石と同じ、
まさか縄文時代からの墓だとは思われないが、斜面を下れば安久谷からの石が流れてくる大湯川、
その向こうの丘の上にはストーンサークルである。




     

山で烏がかあかと笑う

2015-11-14 | 路傍の神仏

はっきりしない天気で、気温もあまり上がってこない、よってこんな日は温泉に入っては引きこもり。
 
デジカメで撮った画像が多くなって、目的のものをさがすのにも手間がかかる、
そこで石碑関係のものだけを分けて整理することにした。
その大半は鹿角のものだが、市外に行ったときたまたま通りかけて撮ったものもある。
馬産地では馬頭観音など馬関係の碑が多く、参詣している場所も違っていたりして、
地域による特色があり面白い。