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里山遊歩

かづの野遊び研究所

晴れた日は、野に、山に、川に、
部屋の中にとじこもっていてはもったいないもったいない。

馬竜獅子、牛はどこ?

2016-10-15 | 路傍の神仏

独鈷は比内浅利氏の本拠地十狐城があったところ、城址の南側に大日神社がある。
この大日神社は鹿角と深い縁があり、行基が一本の桂から大日如来を3体彫って、小豆沢・長牛と、
ここ独鈷に祀ったという。
 
境内には、住民たちが講をつくり参詣した神社や聖地の名が刻まれた石碑が何基も並んでいた。




       

お地蔵さま

2016-10-14 | 路傍の神仏

「鹿角の自然に抱かれて」のポスターを持って、隣接の市町をまわってくる。
 
八幡平からトンネルを抜け大葛を経て独鈷への道は、久しぶりに通る、よい景観のなかの道である。
その道には、森越・森合・炭谷・日詰・沢・独鈷・野開と、次々と現れる興味深い名の集落が続いており、
今日は、小さな祠や石碑を見落とさないようゆっくり走る、道路の脇からお地蔵さまや猿田彦が現れた。




      

唐松さま

2016-08-13 | 路傍の神仏
 
大館であまり目立たない日帰り温泉を巡っていると、
隣接地に神社があり(?、温泉施設の方が集落の共有地である神社の境内に建てられたのか)、
金精さまや庚申など様々な石碑・石造が祀られていた。
なかでもとくに唐松さまだと説明板のある石像に興味を覚えた。
桃を腹に抱えた唐松さまは鹿角で見たことがあるが、このぷっくり膨らんでいるのは、なんなんだろう。

チッチとサリーが大好きな花

2016-08-01 | 路傍の神仏
 
8月に入った、この暑さはあと2週間の我慢、さすれば太鼓や笛の音に誘われて、秋の風が吹いてくる。
 
よく刈り払いがされている草原に小さなピンク色の花がクルクルまわりながら空へと伸びている。
鹿角でネジバナは、川原や草原にさほど珍しくなく見られる。
とくに大湯のストーンサークルの芝生ではたくさん見ることができる、
以前遊歩道脇に植えられたもが、いまのように増えたものと思われる。
 
大湯環状列石について触れたブログの記事があり、
遺跡整備が終わった頃からの懸案だが、
車いすの方にはとても辛い洗濯板ごとき散策路、もっともなことである。




      

古い伝えの

2016-04-20 | 路傍の神仏
 
十二所・長興寺を1番とし、扇田・鷹巣・坊沢・花岡をまわり、大館・玉林寺を33番とする比内三十三観音。
その講演会の記事を地方紙で見つけ、拝聴してきた。
鹿角三十三観音が成立したのは1766年だから、若干早いがほぼ同じころ、
内容もしゃべりも難解、解っているようで解らない、
ほんの少し前のことのようで資料もあまりないはるか前のことでもある。