goo blog サービス終了のお知らせ 

里山遊歩

かづの野遊び研究所

晴れた日は、野に、山に、川に、
部屋の中にとじこもっていてはもったいないもったいない。

不老倉鉱山跡まであと少し

2021-04-15 | 里山

破れた障子の穴から真っ青の空が飛び込んでくる、素晴らしい天気だ。

黒森も頂上近くまで行けたのだから、安久谷の方はどうだろう。
最初の橋までか、一里塚までか、一昨年は4月14日はここから残雪、今日は雪なく通過。
三界ノ滝先のデブリの形跡もなし、鎌ノ沢出合・糠窪沢出合を通過、
橋を渡ってカーブの先でついに残雪が出てきた、ムリすれば行けそうだったがここで断念。
先達沢まであとわずか、先達に入って様子を見たかった、あの花咲いているのか。



戻る途中、来満橋付近の水たまり。
5月の連休あと蛙合戦が見られるところだが、その主役アズマヒキガエルの姿は見当たらず。
その代わり、クロサンショウウオの卵塊と、
孵化したばかりのヤマアカガエルのオタマジャクシがものすごい量いる、
これらの親は、この近くで2度寝の最中かな。

追伸 
安久谷でこの日、林道で前を横切るクマを目撃しました。
いよいよシーズン、「クマさん、こんにちは」の季節に入りました。
イワナの沢や山菜の山、クマがいないと考える方が不自然、
いつ会ってもあわてないようにしなくっちゃ。





    

あと50m

2021-04-13 | 里山

大湯環状列石に用事あり、その途中から八幡平の白い残雪がきれいに見えた。
黒森山の上からも鹿角の山々を眺めたい。

北側の斜面に雪が残っているかもしれないが、その時はその時だ。
順調に林道を行くも神社まであと50mほどで残雪あり、歩く。

  秋田・岩手・青森の3県境の山・四角岳  中岳

  大湯温泉 その向こうに皮投岳 五宮嶽

  ストーンサークルの中通り台地 鹿角盆地 霞んではいるが遠く八幡平


山腹の林道脇に花が咲き出していた。

  ヤナギの仲間

  キブシ

  ツノハシバミ






    

林道に雪ナシ

2021-04-11 | 里山

昨日一昨日の雪がウソだったのかのように朝から快晴で気温は12℃まで上がってきました。
春の日は穏やかで、気持ちまでゆったりします。

これだけ早い雪消えなのでもう雪がないかもと、よく行く里の林道に入ってみる。
フキノトウ以外の山菜はまだだったけれど、ウグイスの囀りのほか動植物復活の雰囲気あり。



キクザキイチゲは咲き出していた、アズマイチゲやニリンソウの姿はまだなし。
キツツキの仲間が虫を探した痕跡、消化が悪いものがたくさん混じっている糞。
1週間ぐらいすれば、この川原にワサビも出てくるだろう、その頃また来てみるか。



    
 

マンサクの花

2021-04-01 | 里山

雪が消えたばかりの林道を歩いているとき、
黄色に誘われて近づいてみると、マンサクの花に出くわすことがある。



次の年も見に行けるようにと、場所を覚えるのだが、
たいていの場合、入った林道は覚えていても、花の場所は忘れてしまっている。

一昨年の4月中旬にほぼ花が終わりかけのマンサクをトンボ小池の近くの藪で見つけた。
何日か前に行ってみると、鮮やかな黄色い花をつけていた、
この場所ならまず忘れることはない。





     

山から雪が消えていく

2021-03-30 | 里山

午後になって気温は16℃に達し、厚い上着はさようなら、厚い靴下さようならである。

大湯川の右側に連なった山は、十和田湖外輪山から続く青様山、高井場山、黒森山。
どの頂からも、鹿角盆地とそれを囲む山々が見渡せる。
 
4月はじめまで黒森山でスキーが出来た年なんか、
スキー場からリンゴ畑を通り台地の縁を滑り下りて大湯川までスキーを外さずこられたことも、
そんな年に比べると雪どけは早い。

川の流れや山の残雪を見て一喜一憂する日々が続く。