「5類」引き下げではなくワクチン接種や治療費を公費負担とする新たな類型を

国内の新たな感染者は22万6904人、感染者の累計は2979万8835人
国内では5日、22万6904人の感染が確認されました。

過去最多を更新したのは

　熊本県　　6615人

　岐阜県　　5695人

　愛媛県　　5219人

　鹿児島県　5209人

　山口県　　5097人

　岡山県　　4598人

　宮崎県　　4498人

　群馬県　　4159人

　佐賀県　　3593人

　大分県　　3496人

　香川県　　3211人

　島根県　　1970人

の12県です。
感染者の累計は2979万8835人になりました。
また、新たに確認された死亡者は334人で累計は5万8496人です。
重傷患者は35人増えて650人でした。

都内の新たな感染者は2万735人、感染者の累計は404万5562人
都内では5日、2万735人の感染が確認されました。
都内の感染者の累計は404万5562人になりました。
このうち、重症化リスクが高い65歳以上の高齢者の感染者は2464人で全体のおよそ11.9%でした。
また、新たに確認された死亡者は29人で累計は6904人です。
都の基準で確認された重症者は4人増えて53人でした。

世界の感染者6億6265万人超え、死亡者は670万人超え
アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、世界全体の新型コロナウイルスの感染者数は日本時間6日5時21分の時点で6億6265万1961人となりました。
また、死亡者は670万1053人になりました。 

 「5類」引き下げで、ワクチン接種や診療控えによって感染者が激増する恐れ
新型コロナウイルス感染症は現在の2類相当から5類への引き下げが検討されています。
引き下げられた場合には全額公費負担が自己負担になります。
自己負担となるのは
　ワクチン接種　無料⇒　9600円程度（全額）
　抗体検査　　　無料⇒　1800円（3割負担で）
　PCR検査　　　無料⇒　2500円（3割負担で）
　治療薬（ラゲブリオ）5日分　 無料⇒　28000円（3割負担で）
　入院費用　　　 無料⇒　数万～10数万円（3割負担で）
などです。
物価や電気ガス料金などの値上がりが続く中で、治療費が全額公費から自己負担となれば、ワクチンを接種せず発熱など新型コロナ感染症の症状があっても診療を控える方が増えることになり、その結果感染者が急増する恐れがあります。
2類相当から5類引き下げではなくワクチン接種や治療費は全額公費で負担するような新たな類型とするか5類に引き下げてもワクチン接種や治療費は全額公費で負担する特別措置を講ずるべきかと思います。