「2類相当」から「5類」引き下げで、ワクチン接種や診療控えが増加

国内の新たな感染者は15万3602人、感染者の累計は2682万1853人
国内では16日、15万3602人の感染が確認されました。
感染者の累計は2682万1853人になりました。
また、新たに確認された死亡者は259人で累計は5万2823人です。
重傷患者は30人増えて491人でした。

都内の新たな感染者は1万6273人、感染者の累計は374万2502人
都内では16日、1万6273人の感染が確認され、11日連続で前の週の同曜日を上回りました。
都内の感染者の累計は374万2502人になりました。
このうち、10歳未満から30代は9373人でおよそ58%、重症化リスクが高い65歳以上の高齢者の感染者は1404人で全体のおよそ8.6%でした。
また、新たに確認された死亡者は23人で累計は6481人です。
都の基準で確認された重症者は3人増えて33人でした。

世界の感染者6億5243万人超え、死亡者は666万人超え
アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、世界全体の新型コロナウイルスの感染者数は日本時間17日6時20分の時点で6億5243万167人となりました。
また、死亡者は666万3750人になりました。 

「2類相当」から「5類」引き下げで、ワクチン接種や診療控えが増加
新型コロナウイルス感染症は現在の2類相当から5類への引き下げが検討されています。
引き下げられた場合には全額公費負担が自己負担になります。
自己負担となるのは
　ワクチン接種　無料⇒　9600円程度（全額）
　抗体検査　　　無料⇒　1800円（3割負担で）
　PCR検査　　　無料⇒　2500円（3割負担で）
　治療薬（ラゲブリオ）5日分　 無料⇒　28000円（3割負担で）
　入院費用　　　 無料⇒　数万～10数万円（3割負担で）
などです。
物価や電気ガス料金などの値上がりが続く中で、医療費が全額公費から自己負担となれば、ワクチン接種もせず発熱など新型コロナ感染症の症状があっても診療を控える方が増えることになり、その結果感染者が急増する恐れがあります。
2類相当から5類引き下げても医療費は全額公費で負担するような特別措置を講ずるべきかと思います。