ニュース速報+で怪しい動き
ネトウヨもオタクと一緒で食い物にしやすいんだろうか。
食料自給率40%の虚実と騙され続ける国民
カロリー・ベースと金額ベースの問題。勉強になった。
ようやく映画『サマーウォーズ』を観た。後になってネットで賛否両論あることを知ったが、普通に「賛」。面白かった。仮想空間におけるイベントは、こちらの予想がつかないような展開を期待していたが、主題はそこにあるわけではないので。むしろ過てるグローバリゼーションの象徴として描かれており、崩壊しつつある「日本の家族制度」との対比が面白かった。とは言え、クライマックスではフラットなはずの仮想空間が巨大な「家族」になるので侮れない。人間の最小単位である「個」から、「対個」「対家族」「対国」「対人類(!)」と、それぞれのレベルの人間関係の描き方も興味深い。そのどのレベルにも通底しているものがある。
侘助にしても健二にしても同じことが言えるが、「家」というのはうまく異物を取り入れて強くなっていくものなのだなあ。
直木賞を取った北村薫の『鷺と雪』のついでに『玻璃の天』を読む。こちらのほうが好みだった。暗い時代に突入しつつある昭和初期の日本が舞台で、直裁な表現ではないが、バブル崩壊後、20世紀末から最近の日本の写し絵のよう。今のままでは将来に希望を見出せないから、将来を明るくするために新しい世代に期待をかける(それでも駄目だったらその次の世代に期待)、という内容の一節に感じ入るものがあった。
「将来が暗いから次の世代なんかいらない」と考えていたが、その考えが何と幼稚だったことか。
ネトウヨもオタクと一緒で食い物にしやすいんだろうか。
食料自給率40%の虚実と騙され続ける国民
カロリー・ベースと金額ベースの問題。勉強になった。
ようやく映画『サマーウォーズ』を観た。後になってネットで賛否両論あることを知ったが、普通に「賛」。面白かった。仮想空間におけるイベントは、こちらの予想がつかないような展開を期待していたが、主題はそこにあるわけではないので。むしろ過てるグローバリゼーションの象徴として描かれており、崩壊しつつある「日本の家族制度」との対比が面白かった。とは言え、クライマックスではフラットなはずの仮想空間が巨大な「家族」になるので侮れない。人間の最小単位である「個」から、「対個」「対家族」「対国」「対人類(!)」と、それぞれのレベルの人間関係の描き方も興味深い。そのどのレベルにも通底しているものがある。
侘助にしても健二にしても同じことが言えるが、「家」というのはうまく異物を取り入れて強くなっていくものなのだなあ。
直木賞を取った北村薫の『鷺と雪』のついでに『玻璃の天』を読む。こちらのほうが好みだった。暗い時代に突入しつつある昭和初期の日本が舞台で、直裁な表現ではないが、バブル崩壊後、20世紀末から最近の日本の写し絵のよう。今のままでは将来に希望を見出せないから、将来を明るくするために新しい世代に期待をかける(それでも駄目だったらその次の世代に期待)、という内容の一節に感じ入るものがあった。
「将来が暗いから次の世代なんかいらない」と考えていたが、その考えが何と幼稚だったことか。