散歩道で「これは何?」という黄色い花がさく木をみた。
Googleレンズでナツメと出た。そうかこれがナツメの木か!
あまり大きな木ではないが、どんな実がつくのか楽しみだ。
息子の子ども4人には、全員、木の実の名前がついている。長男のナツメ君には障害がある。聞いたときは”まさか”という衝撃だった。未熟児で誕生したが、何か成長が遅いなとは思っていたが、母親にはそんなことは言えなかった。「出産前」診断の検査はしたのかと聞くと、したという。選別することに反対の考えを持っている人もいる。 私は自分だったら検査はすると思う。
でも、事前の検査では、一定の障害の有無しかわからない。
母親のIちゃんが、まだナツメ君が小さいとき、障害のある子供たちの保護者で出している文集をみせてくれた。1ページ目に、”障害のある子は、神様が空の上から、あの両親に贈ろうと決めて生まれるのだ” と書いてあった。 これは励まされる!
実際、息子の人生は大きく変わり、ようやく目が覚めたと言える。
「自分のやりたいことが見つかった。」と言われたときは、何ともいわれない不思議な気持ちになった。何事もなくふつうに幸福だったと思う息子の人生。でも変わらざるを得なかった人生。