
『すわっぷ⇔すわっぷ』第2巻
おんなのことおんなのこである。
念願だった『すわっぷ⇔すわっぷ』の2巻がついに発売された。いやー、感無量。
たくさんの漫画を読んでいるとそういう感覚が薄れてくるかもしれないけど、きららを愛読していると本当に実感する。自分の大好きな単行本が、「1巻、2巻、そして3巻...と」続けて単行本化され、それを追いかけることが出来るというのは本当に幸せでおめでたいことだと。
『すわっぷ⇔すわっぷ』はゲストの1話目の頃から本当に好みドンピシャの作品でキャラットを毎月楽しみに読んでいるのも『すわっぷ⇔すわっぷ』の存在が大きいと言っていい。2巻が発売されたことが半端じゃなく嬉しい。
『すわっぷ⇔すわっぷ』は社会の荒波に揉まれた僕たちの心のオアシスなんです。読んでて頬が緩みっぱなしだし、春子ちゃんと夏子ちゃんのやり取りを見ている時の幸福感は尋常じゃない。1周回って悶絶死する危険性があるくらい。控えめに言って2巻もちょー最高です。
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Q.みんな~おんなのこ同士のキスは好きですかー?
A.ハイ、僕は大好きです!
『すわっぷ⇔すわっぷ』はどんな作品ですか?と聞かれたら、迷わずこう答えるだろう。春子ちゃんと夏子ちゃんが、お互いの体が入れ替わることの利便性からキスをしまくる漫画であると。
キーボードを叩いていて軽く悶絶死しそうになるな!特別大きな問題を解決するためとかでもなく「ただ便利だから」という理由でこの2人はキスをしまくるのです。そう、それが素晴らしいんですよ。
個人的に『すわっぷ⇔すわっぷ』のキスに関してのキモは大きく分けて2つ。1つ目は何度も言う通り、「体の入れ替わりのため」のキス。
キスして身体を入れ替われば嫌いな食べ物もおいしく食べられるとか、テストで良い点が取れるとか、そういう日常の何気ないことのために息をするようにキスをするわけです。
しかーし、「入れ替わるのが便利だから~」としていたキスが、話数を重ねることで、本当に少しずつだけど特別な感情を含んだキス(2つ目)になっていきます。
入れ替わりのための(他に意味のない)キスが2人の関係にとって意味のあるキスになる。これが素晴らしい。この描写が絶妙で、この作品の魅力だと思う。

一緒にいてくれる?
春子ちゃんのことが好きなあゆさんの登場で春子ちゃんのことを意識し始める夏子ちゃん。
中間テストの成績であゆさんに負けたら春子ちゃんとはキスが出来なくなるという状況で夏子ちゃんの頭をよぎったのが「入れ替われなくてもあたしと一緒にいてくれる?」だったのがグッと来るじゃんか!
2人の出会いはキスから始まったけど、今は「初めて親しい友達が出来た春子ちゃん」と「春子ちゃんの一番の友達でいたい夏子ちゃん」という2人の関係性がしっかりと構築されていて、キッチリと読者を悶絶させに来るのがな...。ニヤニヤが止まらないっつーの!多幸感が尋常じゃない。全面降伏するしかない。『すわっぷ⇔すわっぷ』は本当に幸福製造機ですよ。

赤面の夏子ちゃん(春子ちゃん)
ブヒィィィィィィィィィィィィィィィィ!!!!!なんだこのかわいさは・・・。反則過ぎる。
赤面する夏子ちゃん(体は春子ちゃん)がひかえめに言って、天使級にかわいい。夏子ちゃん、見た目はイケイケ系のギャルなのに春子ちゃんの体でお風呂に入ることにモジモジして赤面したり、かわいさの潜在力がヤバい。いちいちかわいいすぎる。
春子ちゃんのジト目が大好きな僕ですが、春子ちゃんの体に夏子ちゃんが入れ替わっている時は、春子ちゃん本人の時に比べて、表情の起伏がめちゃくちゃ多くて、それも最高にかわいいんだよなぁ...。
本当に1度で2度おいしいというか、同じキャラなのに、入れ替わることによって、表情のバリエーションがたくさん見れるところもすごく良い。
入れ替わりのシチュエーションが豊富なのも見どころのひとつです。彼女たちの入れ替わりの日常を楽しみつつ、入れ替わりのためのキスが特別なキスに変わるその瞬間をこの目に焼き付けたい。3巻にも期待しましょう。
以下、特典について。

店舗特典
今回も色んな店舗で特典が付いてきたので集めてきた。三洋堂書店が近くにないので、後日買い足しに行けたときに追記します。
今回の特典も基本的には春子ちゃんと夏子ちゃんの2人のイラストなんですけど、それが最高に素晴らしい。
確かに魅力的なキャラは多いですし、個人的には夢芽ちゃんがかなり好きなんですけど、それでも『すわっぷ⇔すわっぷ』の最大の魅力は春子ちゃんと夏子ちゃんのイチャイチャ描写にありますから。
単体のイラストも良いですけど、2人が揃ってるイラストの破壊力たるや...。ニヤニヤが止まらない!2巻の特典は全て2人セットのイラストなので最高に尊かった...。やっぱり、時代はおんなのことおんなのこですよ...!
年の瀬でもブレませんねwww
全面同意ですよ!笑