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はじめての韓国~その3・A'REXでソウルへ、Nソウルタワー~

2018年09月01日 21時00分00秒 | 2018年07月韓国
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空港直通列車A'REXのプラットホームへ来ました。ソウルは地下鉄を含めフルスクリーンタイプのホームドアが設置されていて、駅で列車の撮影は無理でした。

ホームをウロチョロしていたら、ホームの係員さんが寄ってきました。どうやらどうしたらよいかわからず迷ってる旅行者と判断された模様で、座席が表示されたレシートはお持ちですかと聞かれ、レシートを見せたら日本語で前方の車両になるので前に進んで乗車してくださいと丁寧に教えていただきました。というか、台湾や中国でもそうでしたが、日本人って一発でバレますよね(^_^;) 日本の某都市(仮にO市としておきましょう)の某天閣だといっつもニーハオって言われてイヤな思いをするような顔なんですけどw

A'REX車内の様子
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車内は2-2のリクライニングシートが並んでいます。リクライニングは気持ち程度で、座面が前に出てリクライニングするタイプです。シートは転換のできない集団離反タイプ(車両中央を境に前と後ろを向いています)です。基本的に進行方向を向いた座席から販売されるようですが、出発間際や混雑時は進行方向とは逆向きの座席をアサインされる場合もあります。

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シートバックはポケットとフットレストがあります。友人曰く初代KTXと同じ座席じゃないかなとのことでした。

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旅客案内は自動放送をふくめ韓国語・英語・中国語・日本語の(少なくとも)4カ国語対応です。日本語は言い回しに怪しい部分はありますが、旅客案内として問題ないレベルの放送と表示がなされていました。

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トイレは4号車(車椅子対応)

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トイレのある号車には車椅子スペースもあります。

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デッキ部分(仕切る扉はありません)には荷物置き場があります。

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こちらの座席はコンセントがあり、充電をしたい場合や、ノートパソコンを利用する際に自由に利用可能です。A'REXの座席にはテーブル・コンセントともありませんが、一応それに対応した設備が準備されています。

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車内Free Wi-Fiもあります。Free Wi-Fiは数秒の広告を観ることで利用できるようになります。速度はメールやSNSなどならなんの問題もないレベルでした。

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A'REX乗車時のきっぷは一回タイプのICカード(保証金500wが必要)と座席情報や領収書を兼ねたレシートの2点です。

今回は第2ターミナル20時40分発のソウル行きA'REXに乗車しました。この列車の前のA'REXは20時ちょうど発でしたので、ディスカバリーソウルパスを第1ターミナルで受け取ったとしても、結果的に同じ列車で移動していた計算になりますね。

各駅停車の列車もあり、発車時間によってはソウル駅に先着する場合もあります。ターミナル2からソウル駅は直通51分、各停67分となりますので、A'REXより16分以上前に出発する列車は計算上ソウル駅に先着することになります。また、ソウル市内の目的地によってはソウル駅手前の駅で地下鉄に乗り換えた方が便利な場合もありますので、その辺は臨機応変にという感じでしょうか。参考までに各駅停車の運賃は4200wほどで、直通列車の割引価格7500wに対して3000w(約300円)以上安いです。またT-moneyも利用できますので切符を購入する手間も省けます。ただし座席は普通の地下鉄などと同様の通勤列車仕様です。

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ソウル駅には21時31分に到着しました。夜間走行でしたので車窓は楽しめませんでしたが、快適な車内でした。

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ソウル駅では地下鉄連絡通路を通って地下鉄に乗り換えます。ここで注意しなくてはいけないのは、A'REXのソウル駅までの乗車券ですとこちらの通路は利用できません(ソウル駅から地下鉄に乗り換える場合は、A'REXの券売機で地下鉄の下車駅を指定することで、地下鉄運賃を含んだICカードが発券され地下鉄に乗り継ぐことができます)。空港駅で地下鉄乗継切符を購入しなかった場合や、地下鉄区間はT-moneyを利用したい場合、また、地下鉄からバスに乗り継ぐ場合(T-money利用時は乗り継ぎ割引が適用されます)には、以下の手順を踏むことでソウル駅の連絡通路を利用してスピーディーに空港鉄道と地下鉄(1号線・4号線)の乗り継ぎができます。

1.空港鉄道ソウル駅B3階改札で一度改札外へ
2.改札目の前にある地下鉄自動券売機で地下鉄の切符を購入orT-moneyをチャージ
3.2で購入した切符orT-moneyで空港鉄道の改札から入場
4.2で購入した切符orT-moneyで空港鉄道と地下鉄乗換連絡改札を通過
*2は省略可能

簡単に書くと一度改札外にでて再度入場すればよいだけです。ソウル駅空港鉄道の改札はソウル首都圏料金対応なので、地下鉄に乗り継ぐ場合でも空港鉄道の運賃を請求されることはありません。ちなみに、切符を購入して再度入場する場合は金額的なメリットが一切なく、ただ手間が増えるだけですので、空港の自動券売機の段階で目的の地下鉄駅までの切符を購入してしまうのがよいでしょう。その場合は改札を出ることなく、地下鉄乗換改札を通過して地下鉄に乗ることができます。空港からT-moneyを利用して各駅停車に乗車した場合もそのまま乗換改札を通過できます。ただし、空港からの区間はソウル首都圏料金圏外なので運賃計算的に得はしないように書かれているネット情報などもありましたので、各自ご確認いただければと(本人よくわかっていないです)。
*改札内インフォメーションで地下鉄線の切符を購入することもできるらしいですが、多分改札を一度出て入り直した方が早いと思います。

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地下通路はこんな感じで動く歩道。エスカレーターが完備されています。ただし、地下鉄駅構内はエスカレータがない場所も多く、カートなどを利用していると乗り継ぎが大変かもしれません。

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空港鉄道ソウル駅の列車到着から地下鉄4号線ソウル駅駅までは約7分で到着しました。早足でしたので普通に歩くと10分少々かかると思います。

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地下鉄4号線ソウル駅駅に到着

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地下鉄の乗り継ぎは空港鉄道のWi-Fiを利用して調べておきました。今回は事前に「Subway Korea -韓国地下鉄路線図-」というアプリをDLしておきました。このアプリはオフライン時にも地下鉄の乗換を調べることができますし、オンライン時は画像のような乗継時刻表を検索できるので非常に重宝しました。駅名は路線図(日本語対応)から選択することができるので非常にわかりやすいです。

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ハングルはよくわかりません。21時過ぎの時間帯は列車本数がさほど多いわけではないようで、意外と待たされました。

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ソウル駅駅から3駅目のチャンムロ駅で3号線に乗り換えます。

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3号線では液晶画面のついた車両が来ましたので案内もわかりやすいです。

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3号線を1駅乗車し東国大学(トンデイック)で下車します。サイト上の案内やガイドブックでは東大入口と表記されていますが駅名は東国大学でした。ソウルの地下鉄は3or4桁の駅ナンバリングが付与されていますので、駅名と同時に番号も覚えておくと迷わないです。

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東国大学5番出口から地上に出て少し歩くと南山循環バスのバス停があります。ソウル駅からも南山循環バスは利用できますが、本数や経路の関係で目的地まで時間がかかる可能性が高いことと、地下鉄バス乗り継ぎ割引もあり料金的にも差が無いので、3系統利用できるこちらまで来た方が時間節約になるんじゃないかなと思います。ソウル駅から地下鉄・バス乗継(30分以内・夜間60分以内)の場合は運賃は1250wとなります。バスは乗継割引で追加料金はかかりません。

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バス停で6分ほど待って南山循環02系統のバスに乗りました。

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目的地のNソウルタワーバス停に到着。所要時間は約10分でした。

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バス停からは山登りです。

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早歩き3分ほどでNソウルタワーに到着しました。入場券売り場は坂を登った広場に面した場所にあります。ディスカバリーソウルパス利用時の入場券引き換えはチケット売り場後方階段を下りたところにある、Nソウルタワー入場口前にインフォメーションカウンターです。

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Nソウルタワーのこの日の開館時間は23時迄で最終入場が22時30分です。私が入場したのは22時25分でしたのでギリギリセーフでした。

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展望台へ向かうエレベーター前には定番の合成写真撮影コーナー。基本的に全員強制ですが、買う気が無ければスルーできます。

入場して10分くらいで展望台に到着。
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明洞方面(北側)

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展望台にはお土産ショップもあります

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郵便ポスト。たぶんオリジナル消印押されるんじゃないでしょうか。

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南側。

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展望台の窓にはこの先にある世界の各都市が表示されています。南東側には東京(1164km)や福岡(543km)の表示もありました。距離だけ観るとやはり日本から非常に近い外国ですね。

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展望台から一階下りると観光スポットの全面展望トイレがあります。前面展望できるのは男性側だけだそうです。明洞を眼下に見ながら用が足せます。

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トイレ前休憩スペースからも同じ景色を見ることができます。

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展望台に15分ほど滞在し帰りのエレベーター列に並びます。閉館時間直前だから混雑していたのかもしれませんが乗るまでに10分ほどかかりました。

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タワー前広場の展望スペースから。山の上にあるタワーなので、タワーに登らなくてもソウルの街を眺めることができます。

つづきます


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