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12月に入りました!

2007年12月03日 | 活動
早いもので、2007年もあと1ヶ月余りとなりました。
師走の名のとおり、なんとなく気持ちだけがせわしくなってきています。

12月1日(土) 大阪退職女性教職員の会40周年記念の集いが開かれました。
二部構成で、一部では記念講演がおこなわれました。講師は粕谷照美さん(元参議院議員、新潟県退女教会長)83歳とは見えない話しぶりでした。
「退女教40年の歴史を重ねて」がテーマでした。
退女教と語るには、日教組を語らねばならない、と日教組婦人部(現女性部)の歴史を語ってくださいました。
創立当初のスローガンは・・・○封建の鉄鎖を断ち切れ!○あらゆる男女差別をなくせ!○不戦の誓い:教え子を再び戦場に送るな! であったそうです。
男女差別をなくすまず第一歩は、同一労働同一賃金(男女同一賃金)の問題だったそうです。男女で賃金に違いがあり、産休などを取ったら昇給しないので、どんどん差が広がっていったそうです。また、定年制も男女で年齢に差があったそうです。私自身、教員という職を選んだ理由の一つに男女に賃金の差がないということがあったのですが、以前はそうではなく、そこに婦人部を先頭に労働組合の運動が展開されてきたわけです。
また、産休の実質化や育休制度の確立など、大先輩の権利獲得の闘いの中に現在が存在する、という言葉が本当にぴったりでした。花言葉「不戦の誓い」の花だいこんの花が作られて会場に飾ってありましたが、そこからも不戦への思いが強く伝わってきました。97歳になる会員も出席され、40年の重みを感じました。
私も退女教の一員です。これからも、会員の皆さんと共に、真の男女平等の社会、そして平和と民主主義実現のためにしっかり歩んでいきます
二部の祝宴の途中で退席をし・・・

日本女性学研究会30周年記念 女性学・ジェンダーフォーラムin2007が開催されているドーンセンターに向かいました。
私は会員ではありませんが、日本女性学研究会創立30周年というまた一つの歴史を垣間見たくて参加させていただきました。
久しぶりにトークセッションで上野千鶴子さんや小川真知子さんなど著名な方の話を聴き、また、日本女性学研究会に関わっている若い人のお話も聴くことができました。会場からも様々な意見や感想などの発言があり、ちょっとどう受け取っていいかわからない状況にも遭遇しましたが、有意義な時間をすごせたと思っています。自分の大学時代には、女性学なんて学問はなかったわけですが、それだけでも社会は変わってきているのです。
一人の力は小さくてもたくさん集まり、行動すれば必ず政治を変えることができ、そして社会も変えていけることを少しは実感できているので、まだまだ課題は山積しているわけですから、またつながっていきたいと思っています!

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