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憲法施行62周年記念府民集会

2009年05月08日 | 活動
5月3日が憲法記念日ですが、今年は超大型連休ということもあってか、連休終了後5月7日(木)に「憲法施行62周年 5・7大阪府民集会」が開かれました。
第一部は、新屋英子さん・小林育英さんのふたり芝居「晴れた五月の青空に」がありました。メーデーの日に生まれた設定の新屋英子さんと、高校生役の小林さんとのやりとりの中で、労働者運動のことや、軍属少女だったというおばあさんが、戦争は二度と繰り返してはならない、平和憲法を変えてはならないことを強く訴えられました。82歳になるという新屋英子さん、お元気でこれからも活躍してもらいたいと願っています。
第二部は、野中弘務さんの講演「差別と戦争~昭和世代からの遺言」が行なわれました。バリバリの自民党の衆議院議員だった野中さんですが、小泉元首相が行なった構造改革は、日本の将来をダメにしてしまうと、その同じ場にいてられないということで、政治の場から去ることを決めた話から、法律も決まっていないうちに自衛隊がソマリア沖に派遣されたことは許されることではない、などなどを、自分の被差別体験や戦争体験から、考え思っていることを話されました。
日本の侵略戦争のことも歴史認識を正しく持つべきであり、その上で償いをしなければならないことも述べられていました。
政治の場に身を置くきっかけも、職場での被差別体験からでした。
人権を尊重する社会、二度と戦争を繰り返さない国を実現させていかなければならないことを最後に強く訴えられ、憲法を守る運動の輪が広がっていくことを望んでいることも話されました。
憲法改悪を許さない決意を集会アピールで参加者全員で確認し、集会は終わりました。

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