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「もんじゅ」を廃炉に!関西の集い

2007年10月07日 | 活動
10月6日(土)ドーンセンターで、とめよう「もんじゅ」関西連絡会主催による講演会が行なわれました。
フランス国民会議(下院)議員 緑の党所属のノエル・マメールさんをお呼びして「フランスはどのようにしてスーパーフェニックスから撤退したか」というテーマのお話でした。フランス語でかな、と思ってたら英語での講演でした。
日本では、危険性が非常に高い高速増殖炉「もんじゅ」の運転が再開されようとしています。
フランスでは、オイルショック後のエネルギー不安により、増殖炉開発に邁進してきたわけですが、電力供給の大部分を原子力に依存したため、大量の放射性廃棄物の処理・処分がのっぴきならない課題となったそうです。そこで1997年時の政府はスーパーフェニックス(実証炉)の廃炉を決定しました。原子力事業については、議会が関与できないことになっているようです。
国民の運動がもちろんあっての政府の判断ということです。
日本ではまだまだ原子力の開発が推進されていますが、地震に対するもろさも柏崎刈羽原発が立証済みです。また、危険性も明らかです。
「もんじゅ」の開発費で1兆円。止まっているだけでも年間100億円浪費しているもんじゅ。13年も止めていたのです。今さら、再稼動しなくても廃炉とし、これからのエネルギー開発に向けて安心・安全な生活ができるように論議をしていくべきですよね。

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