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介護保険制度学習会

2010年10月18日 | 活動
10月16日(土)高齢社会をよくする女性の会・大阪主催のセミナーに参加しました。
「これからの在宅介護を考える」~認知症高齢者、高齢要介護者を地域でどう支えるか~
1)介護保険制度の現状と課題 2)諸外国の取り組み(主にスウェーデンを中心に) 3)認知症を支えるまちづくりモデル事業(御坊市)の取り組みについて
という内容で、講師は、斉藤 弥生さん(大阪大学大学院人間科学研究科准教授)でした。
家族の介護負担を軽減する上でも、医療費の高騰を抑制する上でも、また労働力を確保するためにも、介護の外部化は高齢社会にとって合理的な選択であった。
近年では、介護という仕事に、経営論理を無防備に取り入れることにより、ますます合理化や効率化を図ろうとしている。
「合理的にしようとすると、合理的でなくなる」、質の低下に向かう連鎖に陥っていないだろうか。介護という仕事に起こるジレンマ。
そのジレンマをどう克服するかが、大問題であり、介護が、人間関係を基本とした、対人社会サービスであることを再認識する必要がある。
ということが、斉藤さんの言いたいこと、で始まったわけです。
介護保険制度は「介護の社会化」という大きな期待を背負ってスタートしたわけですが、どうも方向が異なってきているようです。
先進国であった北欧諸国でも、ホームヘルプという仕事一つとっても様々であるようです。
たくさんの課題を抱えている介護保険制度ではありますが、やはり初心を忘れずに、今後も継続させていくために、考えていかなければなりません。

15日(金)は、連合北河内地域協議会の政策研修会に参加しました。
橋下知事による「大阪都構想」とは何か、ということで、東京都の成り立ちや、現在の23区との問題などを、富田府議会議員の講演を聴きました。
結局は、橋下知事の大阪都構想なるものは、どんなものなのか、知事本人もわかっていない、ということが語られました。二重行政とは、どのようなことをいうのか、が明確にされていないのに…
「大阪府と大阪市二重行政の解消」なんて言葉にだまされてはならないということです。
その後、北河内地区教組の執行委員会に参加しました。

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