僕は、そのお店を愛してなかったら出演しないし、ミュージシャンに愛が無いお店には始めっから自分のバンドで出演する事は無い。でも、現実的に集客が悪ければ「愛」とか言ってられない。(笑)
震災以降、仕事も減ったけど(その代り、なぜか結婚式などのイベントの仕事が多くて助かっている。ありがたや。)、ライブの現場の状況は惨憺たるものだ。今日もその事で、ママと腹割って話せて僕は良かったと思っている。お互い音楽に愛が無いわけじゃない。でも、現実と向き合わなければならない。僕も、こうしてこのブログ(毎日150~200人ほどの読者がいる)やダイレクトメール、フェイスブックやミクシイに連動したツイッターで宣伝はしているから決してサボタージュなわけでは無いし、レッスンの度に生徒に強要するのもどうかと思うので(強要して来るのは最初の1回だけだと知っているし)、一応、メーリングリストに載せている。(漏れてる方はご連絡を!)
でも、あまりにも集客が悪い。集客のために曲を選定したことも有ったけど、効果が有るとは思えなかったし、それで音楽が死ぬくらいなら止めた方がましだ。音楽家は、まず集客が悪いのは自分の音楽のせいだと考える。色々考えた末に、今の自分の音楽が有る。それがお客さんに受け入れられなかった場合、ステージから姿を消すしかない。これは愚痴でもなんでもなくて、「やる事はやる。あとは流れに身を任せる。」というスタンスしか、もう取れないのだ。このブログで、愚痴ったり、皆さんにライブに来ることを訴えるなんて事は、もう僕はやらない。今まで散々やって来て無駄だと知っているから。
思えば東京に出て来て15年もやって来れたのが奇跡のようなもので、それ自体ありがたい事で感謝しかない。トライアウトを受ける中年の野球選手の様に「若手のために譲ってくれ」と肩を叩かれればそれまでだ。でも、聴きたいと言う人が少数でもいる限り、また、それを受け入れて下さる場所が有るなら、有り難くやらせて頂くのみだ。「客は店が呼ぶもの」という横柄な考えは持ち合わせていないし、お互い頑張りましょうという気持ちで、ずっとやって来た。でも、それが限界に来ているなら寂しい限りだ。ただ、僕は呆然と諦めているわけではない。
でも結局は、「やる事はやる。あとは流れに身を任せる。」なのだ。
色んな人を教えててよく思う事。日本人は「演奏するのは好きだけど、演奏を聴くのは好まない」。流石、カラオケを生んだ国だ。でも、プロミュージシャンでそんな人は一人も居ない。みんなマニアでコレクターだ。僕は大したことないけど、それでも誰も持ってない様なアルバムがうちに有ったりする。(その代り、皆が持ってるアルバムが抜け落ちてたりもする。苦笑)
思えば、僕の常連さんは、みんな本当の音楽好きで、流行に無頓着で(おっと、失礼になるのかな?褒め言葉ですよ!)、深いものを求めてる様に思える。だから、当然、僕だけを聴いてるわけじゃない。だからこそ「認められた感」も有るし、愛されてる事に誇りや喜びを感じる。だから、幸せなんですよ。ただ、メンバーにもっと高いギャラをあげたいと思うし、お店の負担になっては悪いとも思う。毎回、リーダーバンドの時はそれで鬱になりそうだ。そのお陰で、他のバンマスの心の痛みも良く分かる。よく「無理しないでね。」って言ってる。(笑)
さて、これ以上書くと「負け犬の遠吠え」になりそうなので(笑)このへんで。でも、最後に一つ。「生きてる間、認められない覚悟」なんてとっくに出来てるし、そんなもののために音楽をしているわけではない。生きた証を残すためだったり、生き様や苦悩をさらけ出すためだったり。決してカッコの良いもんじゃない。そんな僕の音楽に感銘を受けてくれる人、レッスンで僕の考えている事に共感を持ち納得して帰ってくれる生徒達に囲まれてて幸せじゃない!って思うようにしている。
マジメにやってれば、なんとかなるさぁ。僕は僕でしかないのだから、僕にしか出来ない事を玉砕覚悟でやり抜きます。(玉砕したら、少し慰めてね。笑)
震災以降、仕事も減ったけど(その代り、なぜか結婚式などのイベントの仕事が多くて助かっている。ありがたや。)、ライブの現場の状況は惨憺たるものだ。今日もその事で、ママと腹割って話せて僕は良かったと思っている。お互い音楽に愛が無いわけじゃない。でも、現実と向き合わなければならない。僕も、こうしてこのブログ(毎日150~200人ほどの読者がいる)やダイレクトメール、フェイスブックやミクシイに連動したツイッターで宣伝はしているから決してサボタージュなわけでは無いし、レッスンの度に生徒に強要するのもどうかと思うので(強要して来るのは最初の1回だけだと知っているし)、一応、メーリングリストに載せている。(漏れてる方はご連絡を!)
でも、あまりにも集客が悪い。集客のために曲を選定したことも有ったけど、効果が有るとは思えなかったし、それで音楽が死ぬくらいなら止めた方がましだ。音楽家は、まず集客が悪いのは自分の音楽のせいだと考える。色々考えた末に、今の自分の音楽が有る。それがお客さんに受け入れられなかった場合、ステージから姿を消すしかない。これは愚痴でもなんでもなくて、「やる事はやる。あとは流れに身を任せる。」というスタンスしか、もう取れないのだ。このブログで、愚痴ったり、皆さんにライブに来ることを訴えるなんて事は、もう僕はやらない。今まで散々やって来て無駄だと知っているから。
思えば東京に出て来て15年もやって来れたのが奇跡のようなもので、それ自体ありがたい事で感謝しかない。トライアウトを受ける中年の野球選手の様に「若手のために譲ってくれ」と肩を叩かれればそれまでだ。でも、聴きたいと言う人が少数でもいる限り、また、それを受け入れて下さる場所が有るなら、有り難くやらせて頂くのみだ。「客は店が呼ぶもの」という横柄な考えは持ち合わせていないし、お互い頑張りましょうという気持ちで、ずっとやって来た。でも、それが限界に来ているなら寂しい限りだ。ただ、僕は呆然と諦めているわけではない。
でも結局は、「やる事はやる。あとは流れに身を任せる。」なのだ。
色んな人を教えててよく思う事。日本人は「演奏するのは好きだけど、演奏を聴くのは好まない」。流石、カラオケを生んだ国だ。でも、プロミュージシャンでそんな人は一人も居ない。みんなマニアでコレクターだ。僕は大したことないけど、それでも誰も持ってない様なアルバムがうちに有ったりする。(その代り、皆が持ってるアルバムが抜け落ちてたりもする。苦笑)
思えば、僕の常連さんは、みんな本当の音楽好きで、流行に無頓着で(おっと、失礼になるのかな?褒め言葉ですよ!)、深いものを求めてる様に思える。だから、当然、僕だけを聴いてるわけじゃない。だからこそ「認められた感」も有るし、愛されてる事に誇りや喜びを感じる。だから、幸せなんですよ。ただ、メンバーにもっと高いギャラをあげたいと思うし、お店の負担になっては悪いとも思う。毎回、リーダーバンドの時はそれで鬱になりそうだ。そのお陰で、他のバンマスの心の痛みも良く分かる。よく「無理しないでね。」って言ってる。(笑)
さて、これ以上書くと「負け犬の遠吠え」になりそうなので(笑)このへんで。でも、最後に一つ。「生きてる間、認められない覚悟」なんてとっくに出来てるし、そんなもののために音楽をしているわけではない。生きた証を残すためだったり、生き様や苦悩をさらけ出すためだったり。決してカッコの良いもんじゃない。そんな僕の音楽に感銘を受けてくれる人、レッスンで僕の考えている事に共感を持ち納得して帰ってくれる生徒達に囲まれてて幸せじゃない!って思うようにしている。
マジメにやってれば、なんとかなるさぁ。僕は僕でしかないのだから、僕にしか出来ない事を玉砕覚悟でやり抜きます。(玉砕したら、少し慰めてね。笑)
スグルさんほどの方でもこういう葛藤があるのですね。
がんばっている方に頑張れ、というのは酷なのかもしれませんが‥才能のある方ならきっとバネにしてより高みを目指されると、私は信じております(^-^)
葛藤は、どのミュージシャンにも有ると思いますが、自分に嘘をついて無理に活動を続けても、いずれしわ寄せが来て、維持できなくなる事くらいは今までの経験上分かります。
昨日も天野さんと話して、僕はどの仕事もストレスなく出来ているのだから幸せなんだと認識できました。
水は流れるべき所に流れる、と思って今やってる事を続けるしかないですね。
なるようになる、なるようになってきたのだから。
と思っています。
僕よりはましですよ、宮地さん。
マンハッタンのセッション以来かな??
なるようになる・・確かにその通り。でも、人生悲喜こもごもで、誰の人生が誰よりマシだとかは思いません。幸せの価値観は人それぞれだし。一番辛い話は、人前では決してしないものですしね。
ただ、大変なのは皆同じだから、お店もミュージシャンも前を向いて頑張るしか無いですよね。応援してくれる人の存在を信じて。
本来の宮地さんの演奏の素晴らしさがどんどん解るようになって、行ける時に!聴きたい時に!って心にも余裕が出てきました。
これからですって!!宮地さん!
・・ってことで...いつまでも応援していまぁす。
無理は良くないとは思うのですが、震災以降、どのお店も状況は悪く、「いつか行ける時に」と皆さんが言ってる間に、閉店するお店も有れば、それに伴って引退するミュージシャンも今後出て来るでしょう。
海外と違って、音楽が日常にはない日本では仕方ない事かも知れません。
でも、それが自分の身に起こった場合、淘汰されたのだと理解する覚悟は出来ているという事です。どのミュージシャンにも、そういう気持ちはあると思います。だから、練習を頑張るわけだし。
残念ながら、我々には余裕というものが無いというのが現実です。
ただ、決してネガティブではなく、やれるだけの事をやってみようとは思っています。若いミュージシャン達が絶望する事は書きたくないけれど、やるだけやって、あとに少しでも道が出来れば良いかなぁと思います。