
6月5日(金)新所沢SWANにて、宮地スグルNEW4TETが遂にステージに復活します!いつものメンバー天野丘(g)、伊東佑季(b)、野澤宏信(ds)でお届けします。
開催にあたりまして、19:30スタートの1ステージ50分で休憩20分、21:30終了、お客様も人数制限をして10名までとの事です。ご予約をお勧めします。
今後、各お店の考えに基づいて徐々に活動を再開して行く所存です。どうぞ宜しくお願い致します。
はい、ここまでは宣伝。この先は、僕の決心に至るまでの経緯をお話しさせて下さい。
6月になったらキリも良いし、出来ればライブを再開したいな…と思ったのはつい昨日の事です。タイミング良く、ついさっきお店から連絡が有った次第でして。キッカケは、所謂「自粛警察」の男が威力業務妨害の疑いで逮捕された事、そして、ネットでの誹謗中傷が原因で女子プロレスの女の子が自殺した事をマスコミが大きく取り上げた事です。
僕は、こういう無責任で、匿名で自分を護り、それでいて正義感を振りかざす奴等が大嫌いです。でも、僕がコロナより恐れていたのは、まさにこの自粛警察の様な輩です。
もし、自分が攻撃されたら差し違えても応戦します。かつて、「2ちゃんねる」やらブログで個人攻撃された事が有りますが、たまたま僕は気が強い性格なので、それで死のうとは思いませんでした。でも、それが全ての人達に当て嵌まるとは思えません。とても気が弱い人だっています。だから、そんな僕が思う所の「馬鹿どもが発したツマラナイ言い分」に深く傷付き、大切な命を落とす人だっています。こんな、お互い助け合わなきゃいけない時に何やってんだよ!って思いません?この傷付いた人達に対する思い遣りの波が今、大きなウネリになったと思うのです。で、今こそ再開のチャンスだと。
緊急事態宣言より前、自粛の意識が日本でも高まり始めた頃、僕はリーダーでもないバンドのライブ中止を早々と決定しました。それは、「自粛警察」という言葉が生まれる前でしたが、いずれそういう輩が攻撃して来るだろう…と想定していたからです。メンバーやお店が攻撃の対象になる可能性は十分考えられました。やはり、それは避けたい。でも、想定通りそういう輩は現れました。
今回は自分のバンドですから、更なる責任も勿論有ります。でも、昨今の感染者数の激減や、今日の緊急事態宣言の解除、そしてお店の慎重な配慮を受け、ライブ開催に踏み切りました。ただ、今後、あっという間に第二波が来た場合は、直ぐに取り止める柔軟性も持ち合わせたいと思います。
皆様には、ただ「演りたいから演る」…ではない事、ご理解頂きたいと思います。僕は、常々このブログで書いてます通り、コロナ後に急に新しい時代が来るとは考えてはいません。ただ、外出自粛の中「今出来る事」を各々が工夫してやって来た事は、将来の為に決して無駄にはならないと思います。でも、コロナ以前の生活様式を取り戻すタイミングは遅かれ早かれ必要だと考えています。その上でゆっくりと人類の生活様式は変わって行くのではないかと思っています。ただ、それにはテクノロジーの進化も不可欠です。そのキッカケの一つになれば幸いです。
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