実は僕は乾燥肌で、背中が特に酷く、痒くて眠れない時も有る。合わせ鏡で見てみると、ちょうどインドの国土の形をしている。(笑)
いろんなクリームを塗っても、近所の温泉でも一向に効果が無く、悩みは続く。
日帰りが出来る距離で強力な温泉・・温泉通の友人に尋ねてみると、返ってくる答えは必ず「草津」。
「え~?なんかメジャーすぎて・・」と拒否感をあらわにすると、「なめてはいけない。」「pH値が半端ない。」と静かに説得力の有る答えが再び返ってくる。
では、行ってみるか・・という事で、日帰りのつもりで、同行の友を募りながらネット検索していると、色々と行きたい所が増えてきた。草津の町中には無料の公衆浴場も沢山有る。これを全て回るとすると、とても一日では無理だ。それに、安くて美味そうな山菜料理を食べさせてくれる宿も発見!あ~、もう泊りがけで一人旅にしちゃおう!
出発当日、朝早く起きて、ちゃんとその日のルーティーン練習を済ませてから出発。マジメでしょ?(笑) ガソリン満タンにして関越に乗って北上。暫く走ると「チェーン規制有り」の表示が。「あ、しまった!!チェーン積んどこうと思ってたのに!」っていうか、4月なのにまだ雪?関越もなめてはいけなかったのだった。慌ててSAに入って規制情報を見てみると、目的地より北部からの規制でホッとした。
12時過ぎに渋川伊香保で降りる。群馬の山々に圧倒される。なんか重力を無視したようなボコボコの起伏は六甲山しか知らない神戸人には新鮮だ。ちょいと遠回りして、まずは水沢に向かう。
水沢うどんの名店「田丸屋」。お昼はここ!讃岐・稲庭に並ぶ三大うどんの一つ。
とにかく寒かったので温かい天婦羅うどんに。
美味しかったです。1365円はうどんにしたら高いと思ったけど、蕎麦だったら何故か迷わず払うよね。この辺りは舞茸の天婦羅。そちらはあまり感動が無かったけど、うどん自体はネットでゴチャゴチャ書かれてるよりは美味しいと思った。まぁ、関西人の僕には馴染み深い讃岐に比べるとそこまでのコシは無いにしろ、そこは好みかも。おつゆは上品な関西風で大変美味しかった。関東と違って神戸では山陽電鉄の駅内に有る「山陽そば」でも普通に安い関西うどんが美味しく戴けるのが懐かしい。
かの有名な伊香保温泉に到着。御馴染みの階段。
まずは、車で山道を上がり露天風呂を目指す。無料駐車場に停めて少し歩いて露天風呂へ。
入浴前に飲みます。
で、いよいよ記念すべき最初の入浴。左が熱め、右がぬるめ。
刺激好きな僕は殆ど左に入ってたけど、期待したほどの刺激は得られなかった。湯の味や香りは、まさに「鉄」って感じ。子供の頃、間違って鉄棒かじってしまったのを思い出した。(笑) ゆっくり長く入ってじわじわ効能を感じるタイプかな。乾燥肌向けではないかも。入浴料は450円。
本当は「石段の湯」にも入るつもりだったけど、源泉に一番近い湯を味わったので観光することに。無料駐車場が多いのが嬉しい。
足湯「辰の湯」でほっこり。いつものショット。
有名な温泉饅頭のお店、閉まってた。。
平日で強風の後だったため、観光客は少なめ。店も結構お休み。でも、これくらいの方が良かった。人が多いのは苦手だし。
階段を降り切ったら、壮大な景色が広がっている。
さぁ、いよいよ草津に向けて出発!!
あれ、なんか雪がちらほら。
3時ごろ草津に着くも雪が積もっている。夏タイヤを履いている僕は恐る恐る草津の町を走る。メロディーラインが奏でる「草津音頭」も心なしか心細い。
本日お世話になる綿貫ペンションさん。ご覧の通りの積雪だけど、到着すればこっちのもんだ。
早速、温泉街に。ペンションからは徒歩7分くらい。
記念すべき初草津の湯は公衆浴場の「千代の湯」。
「うわ~」としか言いようがない。時間が良かったのか貸切状態。草津の湯って凄い酸っぱい!!入口の水が美味い!
いよいよ「湯畑(ゆばたけ)」に!
まず一周目。
観光観光。
「熱乃湯」。「湯もみと踊り」ショーが見れる。
まずは「草津音頭」をはじめに民謡。何故か最近民謡を聞くとワールド・ミュージックとして聴いてしまって、カッコいいと思える。
「湯もみ」スタート。
激しくお湯を巻き上げる所で客席から歓声が。一番奥の結構若い湯もみのお姉さんと目が合いドキッとしたのが、この旅唯一のアバンチュールだった。(笑)
源頼朝が発見したと言われる「白旗の湯」。熱乃湯のすぐ横に有る。ここが強力!
二つ浴槽が有って、こちらがメチャクチャ熱くてpH値も低いと思われる。背中がヒリヒリ、冷え症だと思われる脚や腕なども痛い。身体の弱い所を温泉が教えてくれてる感じ。しばらく我慢するもリアクション芸人の様に飛び出す。因みに、草津の湯は熱くて当たり前。加水はマナーとして厳禁。石鹸シャンプーも使えない。というか、入っただけで既にツルツルです。
もう一つの浴槽には少し白濁した湯が。
少し温度が低く長湯しやすい。
湯畑から少し離れたところにある「地蔵の湯」。
先客にお父さんと5歳くらいの女の子、若い白人と日本人の友達同士が入浴していた。親子が先に出て行った後、外人が友達に英語で「日本では女の子が男湯に入るのは問題無いのか?他人の男の裸を見て教育上悪くないのか?」と質問攻めしていたのが笑えた。
どこの施設も手入れが行き届いている。地元の人が当番制で掃除などをしているらしい。我々旅人はそのお湯を有り難く無料で頂戴する。
パット・メセニー・グループ「OFFRAMP」in 草津。
風情のある小路。
湯畑二周目。
リアル「いい旅夢気分」だ。ビバ・東京12チャンネル。そろそろ晩御飯のお時間。
草津温泉めぐりの旅・その2に続く
いろんなクリームを塗っても、近所の温泉でも一向に効果が無く、悩みは続く。
日帰りが出来る距離で強力な温泉・・温泉通の友人に尋ねてみると、返ってくる答えは必ず「草津」。
「え~?なんかメジャーすぎて・・」と拒否感をあらわにすると、「なめてはいけない。」「pH値が半端ない。」と静かに説得力の有る答えが再び返ってくる。
では、行ってみるか・・という事で、日帰りのつもりで、同行の友を募りながらネット検索していると、色々と行きたい所が増えてきた。草津の町中には無料の公衆浴場も沢山有る。これを全て回るとすると、とても一日では無理だ。それに、安くて美味そうな山菜料理を食べさせてくれる宿も発見!あ~、もう泊りがけで一人旅にしちゃおう!
出発当日、朝早く起きて、ちゃんとその日のルーティーン練習を済ませてから出発。マジメでしょ?(笑) ガソリン満タンにして関越に乗って北上。暫く走ると「チェーン規制有り」の表示が。「あ、しまった!!チェーン積んどこうと思ってたのに!」っていうか、4月なのにまだ雪?関越もなめてはいけなかったのだった。慌ててSAに入って規制情報を見てみると、目的地より北部からの規制でホッとした。
12時過ぎに渋川伊香保で降りる。群馬の山々に圧倒される。なんか重力を無視したようなボコボコの起伏は六甲山しか知らない神戸人には新鮮だ。ちょいと遠回りして、まずは水沢に向かう。
水沢うどんの名店「田丸屋」。お昼はここ!讃岐・稲庭に並ぶ三大うどんの一つ。
とにかく寒かったので温かい天婦羅うどんに。
美味しかったです。1365円はうどんにしたら高いと思ったけど、蕎麦だったら何故か迷わず払うよね。この辺りは舞茸の天婦羅。そちらはあまり感動が無かったけど、うどん自体はネットでゴチャゴチャ書かれてるよりは美味しいと思った。まぁ、関西人の僕には馴染み深い讃岐に比べるとそこまでのコシは無いにしろ、そこは好みかも。おつゆは上品な関西風で大変美味しかった。関東と違って神戸では山陽電鉄の駅内に有る「山陽そば」でも普通に安い関西うどんが美味しく戴けるのが懐かしい。
かの有名な伊香保温泉に到着。御馴染みの階段。
まずは、車で山道を上がり露天風呂を目指す。無料駐車場に停めて少し歩いて露天風呂へ。
入浴前に飲みます。
で、いよいよ記念すべき最初の入浴。左が熱め、右がぬるめ。
刺激好きな僕は殆ど左に入ってたけど、期待したほどの刺激は得られなかった。湯の味や香りは、まさに「鉄」って感じ。子供の頃、間違って鉄棒かじってしまったのを思い出した。(笑) ゆっくり長く入ってじわじわ効能を感じるタイプかな。乾燥肌向けではないかも。入浴料は450円。
本当は「石段の湯」にも入るつもりだったけど、源泉に一番近い湯を味わったので観光することに。無料駐車場が多いのが嬉しい。
足湯「辰の湯」でほっこり。いつものショット。
有名な温泉饅頭のお店、閉まってた。。
平日で強風の後だったため、観光客は少なめ。店も結構お休み。でも、これくらいの方が良かった。人が多いのは苦手だし。
階段を降り切ったら、壮大な景色が広がっている。
さぁ、いよいよ草津に向けて出発!!
あれ、なんか雪がちらほら。
3時ごろ草津に着くも雪が積もっている。夏タイヤを履いている僕は恐る恐る草津の町を走る。メロディーラインが奏でる「草津音頭」も心なしか心細い。
本日お世話になる綿貫ペンションさん。ご覧の通りの積雪だけど、到着すればこっちのもんだ。
早速、温泉街に。ペンションからは徒歩7分くらい。
記念すべき初草津の湯は公衆浴場の「千代の湯」。
「うわ~」としか言いようがない。時間が良かったのか貸切状態。草津の湯って凄い酸っぱい!!入口の水が美味い!
いよいよ「湯畑(ゆばたけ)」に!
まず一周目。
観光観光。
「熱乃湯」。「湯もみと踊り」ショーが見れる。
まずは「草津音頭」をはじめに民謡。何故か最近民謡を聞くとワールド・ミュージックとして聴いてしまって、カッコいいと思える。
「湯もみ」スタート。
激しくお湯を巻き上げる所で客席から歓声が。一番奥の結構若い湯もみのお姉さんと目が合いドキッとしたのが、この旅唯一のアバンチュールだった。(笑)
源頼朝が発見したと言われる「白旗の湯」。熱乃湯のすぐ横に有る。ここが強力!
二つ浴槽が有って、こちらがメチャクチャ熱くてpH値も低いと思われる。背中がヒリヒリ、冷え症だと思われる脚や腕なども痛い。身体の弱い所を温泉が教えてくれてる感じ。しばらく我慢するもリアクション芸人の様に飛び出す。因みに、草津の湯は熱くて当たり前。加水はマナーとして厳禁。石鹸シャンプーも使えない。というか、入っただけで既にツルツルです。
もう一つの浴槽には少し白濁した湯が。
少し温度が低く長湯しやすい。
湯畑から少し離れたところにある「地蔵の湯」。
先客にお父さんと5歳くらいの女の子、若い白人と日本人の友達同士が入浴していた。親子が先に出て行った後、外人が友達に英語で「日本では女の子が男湯に入るのは問題無いのか?他人の男の裸を見て教育上悪くないのか?」と質問攻めしていたのが笑えた。
どこの施設も手入れが行き届いている。地元の人が当番制で掃除などをしているらしい。我々旅人はそのお湯を有り難く無料で頂戴する。
パット・メセニー・グループ「OFFRAMP」in 草津。
風情のある小路。
湯畑二周目。
リアル「いい旅夢気分」だ。ビバ・東京12チャンネル。そろそろ晩御飯のお時間。
草津温泉めぐりの旅・その2に続く
いいですね。草津良いとこ一度はおいで~
水分取ってゆるゆる楽しんで下さいませ(^-^)
観光客には、あまり来てほしくないようで、宣伝してませんね。あくまで、地元住民のためのもののようです。
関西人には馴染みが薄いのですが、皆さん当たり前の様にリピーターやってるんですねぇ。僕もリピーターになるつもりです。
共同浴場は以前は24時間入り放題だったらしいのですが、最近は旅行者の入れる時間を規制するようになったようです。とはいえ、十分楽しめます。オフシーズンに行けばほぼ貸切状態です。