hyakunenseis◇ry ∞

リリカルに、コミカルに、フツーに、日常いろ色。

rail road journey・序

2021-02-10 09:25:00 | rrj


ー2017年8月3日。

この日、
伴侶と連れだち
訪れたのは東京亀戸天神社。

下町天神様の呼び名で親しまれてるわね

その実、
学問と厄除けの御神霊...
菅原道真公への挨拶詣でへ。

長崎への旅には、
かねてより積もりつもる
特別の思い入れがあるものの...

そこへ
至るには九州の玄関、
福岡博多を渡るのです。

本宮・太宰府天満宮へ参らぬものか

旅の無事を祈念しつつ、
当地へ向かうことを報告に
来たのでしたが...このとき台風接近中。

急を告げる風雲に

乗れるか逸れるか運試し、
みすみす悪天候のさなかへ
突っこんで出発することとなるのでした。

(当時のニュース画像より)

. 。 ・  . 。 ・  . 。 ・


ここは亀戸天神様。

正面の大鳥居を
くぐった先に見えるのは男太鼓橋、
過現未の橋の "過" ... ルーツの源と始まりね。

おまけにスカイツリーも臨めるのよ。


台風が九州を直撃するかも
しれないと天気番組が
予報する。


こちらも煽りをうけて淀む空。


太鼓橋の真上から眺めた心字池。


1つめの橋を越えた次-、

この平橋が
過現未の "現"...現在。
その向こうにもうひとつある女太鼓橋が、

未来の橋よ。

三世橋を渡りながら浄まり
社殿に到達するって寸法だわ、
今まさに現在橋をお渡りなのは鳩さんで。


-御神前こと境内。

ちらほらと、
まばらながらも
参拝客さんの姿ありて。

わたし達も九州本宮へ参ることを此処に報告

嵐だからと旅の日程を変えることは
考えられなかった。
二人で行くなら...

今しかない

そんな強い予感が働いて。
途中どこかの暴風域で足止めされても、
その場所で待機し向い直すプランも用意済み。

(( リタイアはない、しません。))

今思うと
報告というより、
宣誓だったかもしれない。


-五歳菅公像。

この和歌にふれると、
心まで紅色に華やぐような
あでやかさを感じます...好き。


-御神牛。

撫でると
知恵を授かるとのいわれは、
もはや説明要らずの有名さかと。


老若男女ともに撫でさすられて、
とてもテカテカして
おいでです。


出発日まで、
まだあと幾日かある。
例年通りなら疾っくに
彼方へ去っているはずの台風が...

この年は自転車並みのスピード進度

それだけが
予想外だったな。
さりとて大自然が相手ではね...
偉大なる畏の力を前に文句は言えぬ。

ニュースでは、
まだ九州ら辺上空を
のろのろと鈍く動いている様子です。


"飛び梅" か。

ふと思いかえす飛び梅伝説、
私の身も太宰府へ
飛ばせたならな。

すぐ、
すぐに。
敢えて嵐に巻かれるのだもの、

乗じてみせよう。


*-*-*-*-*