のだのだのだ

10年熟成(放置)していた自転車を復活させました。
運動不足の解消程度と思っていたのがハマッテしまいました。

ハンドルが動かない

2014年11月11日 19時56分50秒 | 自転車 メンテ・記録

修理前半の写真は有りません

11月9日(日)先週に引き続いて嵐山まで行こうと計画していたのですが、

朝起きると雨・・・  今日の雨は、おとなしく家に居とけと言うことやな?

そう言えば一週間前の11月2日 自宅から50kmの嵐山付近と帰ってきた自宅付近で雨に降られて
汚れたまま 今日は、メンテナンスしろ? と言う事やね!

朝 バイクスタンドから移動させる時、 ハンドルに違和感が・・・
なんかゴリゴリする ヘッドパーツに砂でも入ったのかな?

フォークとヘッド部分の間から少しグリスがしみ出てるから
たぶんベアリング球が外せるタイプやと思うし 分解を始めると時間がかかるから
昼飯食ってからヘッドパーツ分解してみようかな?

と しばらく放置

昼食後しばらくして自転車の所に戻ると 状況が悪化?

ゴリゴリから 位置決めの機能の様に カクカクカクとハンドルが動くんです?
たぶんベアリング球の配置間隔で動くのですが ハンドルの硬さも かなり硬く成っており
これは、砂や異物の混入では無く 錆による物と素人ながらに判断し 焦って
ヘッドパーツを分解すると・・・

カップやベアリング球は見当たらず シールドベアリングらしき物が見える・・・
ベアリングを手で回そうとしたのですが全く動かない!

フォークも簡単に抜けると思っていたのですが抜ける気配無し
ピナレロは、カップアンドコーンの様にベアリング球が外せるのタイプじゃないんですね!

下調べせずに開けてしまたのですが、状況が悪化したと言うことは
何か応急処置をしないと思いチェーンに使っている水置換のチェーンオイルを
シールドベアリングの上からシールの隙間めがけて吹きかけてから
ハンドルをグリグリと回して馴染ませると若干ですが状況が改善したので何とかなるな!
(シールされているので 余り期待はしていなかったのですが)
と思いGoogle先生に聞いてみることに・・・

Google先生に 「ピナレロ ベアリング」で聞いて(検索)みると・・・
出てくる出てくる ピナレロってヘッドパーツが雨に弱いんですね
フォーク自体も圧入されている様なことを書いている記事もありました。

とりあえず予備知識が入ったので さらに分解してみることに

 

     
        ↑ 金属のワッシャのような物にゴム状の表面処理がされている様です。

Google先生に聞いてると ベアリングのシールを取り外した写真が多く出ていたので
簡単に外せると思い 縫い針でつつくと 特に固定されている気配は無く 簡単に外れました。 

     
        ↑ ベアリング球は オイルか水分か分かりませんが錆の混ざった液体が球にまとわりついてます。

ベアリングのシールを開けると グリスはほとんど無く錆だらけ
ベアリング内部の左側 及び 左斜め下に見える白い物は最初から入っているグリスと思われます。
(手でベアリングの内側を回そうとしても回りにくい状態でした。) 

トップキャップを外すと 上側のベアリングがフリーに成るのでフォーク(ハンドル)を回すと
下側のベアリングには異常は見られませんでした。 

今の時期 自転車に乗れなくなるのは嫌なので 上の写真で見える範囲での応急修理をすることに
正式な修理は 花粉症で乗れない時期に改めて修理することにします。
(ベアリング洗浄中の作業の写真有りません。)

僕の技術ではフォークを抜くことが出来ないので
とりあえず、水分の除去と錆落としを兼ねて 水置換のチェーンオイルを軽く吹き付けてから
トップキャップを戻し ひたすらグリグリとトップキャップを回してベアリング球に馴染ませる 

トップキャップを再度外し ベアリングの内側が手で回る様に成ったので
汚れをひたすら拭き取る パーツクリーナーなどで洗い流したいのですが
錆が下に流れ落ち 下側の異常の無いベアリングに影響が出ると困るので時間をかけて拭き取りました。

 

     

ある程度オイルが拭き取れたので 六角レンチを使ってグリスを押し込みました。
この時ほどグリスガンが欲しいと思ってしまいました

 

     

ベアリングに付いていたシールを戻しました。
はみ出たグリスは拭き取る必要は無いと思うのですが、シールがちゃんとベアリングにはまり込んでいるか
確認のために はみ出たグリスはいったん拭き取りました。

 

     

Google先生によると、ベアリングの上にグリスを塗っておくと予防に成るとの事でしたので
改めてグリスを塗りたくり 今回の応急修理は完了です。

 

<ピナレロ クアトロ 2011年モデルのヘッドキャップ>

     
        ↑ ヘッドキャップの外側に ゴム製のOリングが1個入っています。


     
         ↑ 内側には2個 Oリングが入っています。



<おまけ ベアリングの情報>
ベアリングのシール部分に 右記の様な刻印が有りました。 EcoCCT 6806-2RS
(モデルによって使用されるサイズが違うので注意が必要) 

たぶんピナレロ に使用されているベアリングメーカー
http://www.ecocct.com/bearings_sarbearings.html

Google先生にベアリングの事をさらに聞くと
6806はベアリングのサイズのようです。
2RSはシールの種類の様で「両側接触ゴムシール形」と思われます。

価格は 1個 600~2,200円程度で
高炭素クロム軸受鋼 であれば安く
ステンレス製の物は 2,000円前後するようです。


<さらにおまけ>

ステンレスは使用方法によっては錆びる事は知っていたのですが
色々ググっていると
~~~~~~
440Cは硬度を高くするため炭素量が高いので
防食のCrが炭素と反応してその効果が減少するため錆が発生しやすくなります
~~~~~~

ネットでの知識なのでどういう意味かよく分かりません(汗)
これからゆっくりと色々調べていこうと思います。 

 



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