チューブレスタイヤの交換方法1 (準備編) からの続きです
CAMPAGNOLO 2WAY FIT WHEELS TUBELESS TIRE INSTALLATION
上記 ユーチューブの動画が、私にとって 一番 参考になった映像でしたので、
YouTubeの映像を使って、私なりの解説を記載いたします。 (ちなみに私は、素人なので、自己責任でご覧ください。)
最初に入れる方を「ビート1」、次に入れる方を「ビート2」と 仮に名前を付けます。
<交換手順>
1、バルブが 取り付けられているか 確認する。
2、「ビート1」をリムの中に入れる。 (ビデオの 0:35までの所)
ビートを 入れ始める位置は、バルブの反対の位置から始めるのが基本です。
(位置関係を説明するために、時計を例に説明すると
バルブの位置 12時 タイヤの取付開始位置 6時 と成ります。)
この時、最初にリム内側に落としたビート1が、リムの谷底(凹んでいるところ)から逃げないように
軽く12時側に 引っ張りながら 作業をしてください。
(この写真は使い回しです ビートワックスをぬるスポンジは無視してください。)
↑ 下準備で、ビートワックスを塗っているので、「ビート1」は 簡単にはめる事が出来ると思います。
↑ 「ビート1」をバルブの向こう側に落としておきましょう。
3、「ビート2」をリムの内側に入れる。 (その1)
ビデオの 0:55 の所までは、何も考える必要はなく ただ入れるだけです。
4、「ビート2」をリムの内側に入れる。 (その2)
バルブの反対の位置から ビデオ画面の上半分のビート2を、リムの谷底に落とし込んでいきます。
ビデオの 0:55 から 1:07 の所まで
ポイント 1 (重要)
この時の左手は、せっかくリムの谷に落とした「ビート2」が「ビート1」に戻らないように、
「ビート2」を引っ張っておく事が重要です。
ポイント 2
右手は(手順2)で落とした「ビート1」の下に 「ビート2」ねじ込むのですが、
タイヤは、ほっぺたを「つねる」様に「ひねる」と 今回落としたい側の「ビート2」が
「ビート1」の下に入り、リムの底に入っていきます。
5、「ビート2」をリムの内側に入る。 (その3)
ビデオの 1:07 から 1:17 の所まで
持ち替える時もタイヤの「ビート2」を引っ張りながら持ち替えて「ビート2」の残りの部分も
リムの底にビートを落としていく。 (残りの部分も「ポイント2」を忘れずに!)
6、「ビート2」をリムの内側に入る。 (その4)
ビデオの 1:17 から 1:24 の所まで
ビデオの様に 簡単に内側に落とす。
ビデオのように 作業が出来れば良いのですが…
ローテーションの時など、ホイールの形に 馴染んだタイヤであれば、レバー無しで
ビデオの様に 取り付けることも出来るのですが…
購入直後の状態 平らに伸ばされ 折り癖の付いたタイヤでの 取付作業はとても難しいです。
(数日 折り癖を取るため円形に戻してから 取付した方が良いかもしれません。)
ビデオのイメージを 頭に残しつつ、チューブレスの取付の難関 手順4まで 戻ります。
手順4の作業中に「ビート2」が リムの谷底から どうしても逃げてしまします。
手が3本 有れば良いのですが、そこで タイヤレバーと 右足の 登場です。
↑ 右手と右足でタイヤレバーを当てて タイヤを軽く引っ張っています。
出来るだけ、手ではめられる所まではめてから タイヤレバーを差し込み、上の写真のように右手と右足で軽く
タイヤにテンションをかけてやります。(レバーで軽く引っ張る)
↑ 左手でリムの谷底に「ビート2」を落とす
位置関係を説明するために、時計を例に説明します。
バルブの位置 12時
右手のタイヤレバーの位置 10時、 右足のタイヤレバーの位置 2時
タイヤの取付開始位置 6時 とします。
右手と右足のタイヤレバーでタイヤを12時側に引っ張られている状態で、左手は「ビート2」をリムの谷底に
落とし込んで行きます、
6時の位置から「ビート2」を7時・8時・9時の位置までリムの谷底に落とし 6時の位置まで戻ります。
次に反対側 、5時・4時・3時の位置まで「ビート2」をリムの谷底に落とします。
ちゃんと リムの谷底に「ビート2」が落ちていれば、右手と右足のタイヤレバーのテンションが緩くなってきます。
レバーを11時と1時ぐらいの位置に差し替えて 再度 テンションをかけてやります。
さらに、9時・10時・11時と 3時・2時・1時 の位置のビートを谷底に落としてやると
すべての「ビート2」が リムの内側に落ち込みます。
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