のぶまさのヒザシマツヤマ(申松山)備忘録

日差しあふれるわが街、東松山を
日を串刺ししてる字「申」をあて
申松山でヒザシマツヤマと褒めたたえています

戦争か虐殺か

2024年08月08日 10時05分03秒 | ニュース・記事
そうだったんですね・・・

日本各地に投下された49発の模擬原爆“パンプキン”』というニュース報道がありました。
記事によると、
8月6日広島、9日長崎に落とされた原爆。
実は、原爆が投下される数週間前から、日本各地で、実験として巨大な爆弾が落とされていた。
その数、49発。いわゆる“模擬原爆”。
東住吉区に落とされた爆弾は、長さ3.25m、重さ4.5tの異様な大きさで、
長崎に落とされた原爆と同じ形、かぼちゃのような見た目から“パンプキン”と呼ばれた。
中身は爆薬、原爆そっくりに作られた模擬原爆だった。
弾頭部分は、着弾の衝撃で爆発する接触信管が3つあり
確実に模擬原爆の不発弾が残らない設計で、
核兵器が、特にソ連にまねをされたり、
情報が漏れることを非常に警戒していた。

太平洋戦争末期、人類史上初めて、原爆の開発を成功させたが、
“原爆の父”オッペンハイマー博士らが
原爆投下を成功させるためには、
作戦のリハーサルを行うことが不可欠
と述べて作られたのが模擬原爆。
ただの通常火薬の入った爆弾とはいえ、
一つの核戦略のスタートであった。
とのこと。

ちょうどこの記事を見る前にYoutubeで
科学者の武田邦彦先生
戦争と科学~戦争と虐殺の違い』という番組を観ていました。
その中で武田先生は、
戦争と虐殺(殺人)を明確に分けており、
戦争はきちんとしたルールがあって
兵士同士が、目立つ服装(軍服)で行う、そして降伏のルールもある。
民間人を巻き込むものは虐殺。
とおっしゃっていました。
人類史上虐殺が始まったのは、
第1次大戦と第2次大戦の間からなのだそうです。

先生の解釈で言えば、
今行われている戦いは、みな
戦争ではなく虐殺(殺人)ですね。

そういう意味では太平洋戦争の
戦争が終結したのは硫黄島、沖縄戦あたりで、
東京大空襲など日本本土への爆弾投下は虐殺に分類される。
や、
原爆や化学兵器、生物兵器などが
禁止兵器になっているのは、虐殺兵器だから
ともおっしゃってました。
そういった意味では、リハーサルとして落とされた
この49個もの模擬原爆も虐殺兵器ですね。

オッペンハイマー・・・観たくなりました。

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