午前8時に起床する
とっくに目は覚めていたがあまりにも寒過ぎて布団から抜け出る気持になれなかった
とにかく温かいものを喰って身体の底から暖めるに限る!と蕎麦つゆで豚肉と玉ねぎをサッと煮たら
溶いた鶏卵2個を流し入れて閉じたのを茹でた丹沢石庄そばにブッかけネギを散らし京七味を振る
豚肉は茹でこぼしてしばらく流水に晒しておくと臭みが抜けて旨味だけが残る これがコツ
牛肉や豚肉を玉子とじにしてご飯に乗せたのを開化丼と名付けたのは
獣の肉を積極的に喰ってやるぞ!と意気込む明治の人らしさに溢れていて面白い
その前に新しい時代の到来を「文明開化」と呼んだところが幕末明治の無骨な真面目さを感じる
もう少し時代を下って大正昭和のモダニストたちならば「文明開花」と名付けたに違いなくて
それなら繁栄と没落を味わった平成の人たちだったらどういう熟語を使うだろうと考えてみたが
旧い昭和人の私に何も思い浮かばなかったのは私の造語能力の乏しさのせいだけではないだろう
どんなに時代は移り変わっても人間の奥底に流れる意識は変わらない?本当か?
ちょっとした環境の変化や景気の浮き沈みでがらりと変わってしまうのではないか?
それほどに弱いのか?
それとも強いのか?
我々は今試されている
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