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ほぼ不定期日記

散歩ばかりしている男の嘘日記

ライカM9に着けたいのは

2009年09月26日 | ほぼカメラ噺
ありえない夢の話として聞き流してもらいたのですが・・・

ライカの新しいデジカメのライカM9をもしも手に入れたら
最初に試してみたいレンズが
このズマールです
       ↓


正式名称は Summar f= 5cm 1:2 
造られたのは第二次大戦前の1933年ですが
製造ナンバーからするともう少し後のモノでしょうか?



使わない時にはレンズの長さを縮めることが出来ます
このおかげでバッグに収納するときは便利ですが
伸ばしてからロックし忘れるとピンボケになりかねませんので注意が必要です



父の少年時代に造られたくらいの古いレンズですが
実際に撮影してみると
「これでじゅうぶんだなぁ・・・」と思うのは私だけでは無いようです

繊細な描写
なだらかなトーン
柔らかいボケ味

吸い込まれるような立体感と空気感
「針で突いたような」と賞されるシャープなピントをご覧ください
               ↓


豊富な情報量で周辺までキッチリ描写されています
            ↓


ズマールで撮ると現代のレンズの描写が鬱陶しく感じられるほどに
柔らかくて雰囲気のある画像が得られます

考えてみれば「ライカ1台 家1軒」と言われていた時代の製品なのですから
当たり前なのかもしれませんが
今買えば2万円くらいから見つけられるのも嬉しいことです

ズマールの倍以上もしたズミクロンも持っていましたが
どんなに良く写っても味の深さではズマールには敵いません

M9を買うことが出来るのかどうかはわかりませんが
これを手放すつもりはありません
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