のぶさんの旅に道連れ

ちょっとした旅でも、いろいろな発見があります。

地球の丸く見える町・銚子①

2014-06-01 09:59:06 | 千葉

千葉県の太平洋側にポコっと突きでたところにある町、銚子市を訪れました。

タイトルにもあるとおり、地球が丸く見えるようなのですが、それを確かめるべく、いくつかの観光スポットに寄ってみました。

 

まずは、「地球の丸く見える丘展望館」の屋上展望台へ。

 

眺めてみると、「地球の丸くみえる」の意味がわかります。

これまでも、海を眺めていると、水平線の形から地球が丸いのを感じることができましたが、銚子市には高いところが無い

(ここの展望館が唯一の高いところ)のため、陸地側のほうも水平線が丸く見えるのです。

薄曇りだったので、水平線が若干わかりにくっかたのが残念・・・。

 

海沿いなので風が豊富なのでしょう。風力発電の風車が、屏風ヶ浦の崖の上に立ち並んでいました。

 

さて、海岸沿いのホテルで一泊し、近くの銚子電鉄の犬吠駅へ。

スカッと快晴です。先ほどの展望館にも、1日待てばよかったのですが・・・。

ここ犬吠駅では、経営難の銚子電鉄を救ったことで有名なぬれ煎餅の実演販売を行なっていました。さっそく購入。

 

車で来ていたので、残念ながら銚子電鉄の電車には乗りませんでした。

とりあえず到着した電車を見届け。京王線の車両のお古ですね。

 

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地井武男さんを偲ぶ記念館

2014-05-24 18:53:36 | 千葉

千葉県匝瑳(そうさ)市の、八日市場駅近くの商店街の一角に、2012年に亡くなった俳優・地井武男さんを偲ぶ記念館があります。

それが、「地井武男ふれあい記念館 ちいちい茶屋」。 

 

入館料は100円。中には、地井さんの生い立ちや絵、「ちい散歩」で着用していたベレー帽も展示されていました。

 

また、生前の自宅のアトリエも再現されていました。絵がお好きだったとは。

 

地井さんといえば、最近ではなんといっても「ちい散歩」での散歩が有名ですが、私(のぶさん)としては、刑事ドラマのイメージも強いです。

まだ私が子供の頃でしたが、「太陽にほえろ!」のトシさんや、「刑事貴族」のタケさんしかり。渋い一面も見せながらも、犯罪に立ち向かう

強い男を演じる姿に好感を持ったのを、今でも覚えています。あと、「北の国から」にも出演していましたね。

そして「ちい散歩」。演技での刑事と違い、気さくな地井さんの性格がよく出ていて、散歩の楽しみを教えてくれました。

そして、2時間ドラマ好きの私としては、はずせないのは「鉄道捜査官」の倉田課長。今は課長役は筧利夫に代わってしまいましたが、今でも

課長としては地井さんです。

 

地元の祭りにもよく参加されて、盛り上げていたそうです。法被姿が本当にお似合いですね。

 

地井さんのような、男気もある、ユーモアもある俳優は、そうはいないではないでしょうか。

これからも、多くの人々の心の中に残っていくことでしょう。

 

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成田山新勝寺

2014-05-17 19:50:07 | 千葉

成田といえば、もちろん成田国際空港ですが、観光スポットとしては、成田山新勝寺があります。

初詣にも大勢の人が訪れますが、節分の日に横綱などが来て豆まきをしているニュースが毎年のように流れます。

空港以外の、歴史ある成田をのぞいてみました。

 

まずは、総門、そして階段を上り仁王門をくぐります。大本山にふさわしい、立派な門ですね。

 

境内に入ると、思いのほか広いことにびっくりです。

 

大本堂です。かなり大きな建物です。節分の日に横綱などが豆まきをしている姿が浮かんできますね。

 

そのあとも、光明堂や額堂(市川團十郎ゆかりの場所だそう)を見て回りました。

 

いちばん奥にあるのが、平和大塔です。高いところにあるので、高速道路からもよく見えました。

ある意味、成田山のシンボルですね。 前には、西洋風の庭園が。

 

奥まったところには、なんと滝が。神秘的な場所です。修行では滝行とかするのでしょうか。

 

そして、境内だけではなく、参道も楽しみのひとつです。

坂道になっている参道には、お店が立ち並んでいましたが、中でも、煎餅やうなぎの店が人気でしたね。

 

国際空港の近くに、このような大本山。普段は空港としか縁が無いですが、余裕があれば渡航の前後に寄ってみるのもいいですね。

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だんだんと記憶が薄れていく新幹線0系ですが

2014-05-04 22:05:45 | 鉄道

ここ数年、新幹線の進化のニュースをよく耳にします。

最近の話題だけでも、東北新幹線の最高速度320㎞運転や北陸新幹線開業を前にしてE7系電車の登場などがあります。

また、近いうちに東海道新幹線もついに最高速度を285㎞にアップするようです。

等々、夢がふくらむ話ばかりですが、その度に、それらの進化の基礎は、元祖新幹線電車である0系が長年をかけて築いてきたものだと思うこの頃です。

そこで、2008年10月(引退の1ヶ月前)に惜別乗車したときの写真ですが、回想してみたいと思います。

 

乗車したのは、新大阪駅をを8時台に出発する、こだま号博多行きでした。

前日夜、仕事を終えたその足で夜行バスに乗り、早朝に大阪入りしていました。

乗車する0系電車が堂々とホームに入線してくると、大勢の人が一斉に注目していましたね。

子供の頃、「超特急ひかり号」に乗るとなると、夢の列車に乗るということで興奮したことを覚えています。

今の子供達が、N700系の「のぞみ号」に乗るのは、同じような興奮なのでしょうか。それはどうなのかはわかりません。

0系は、何も特別の新しい技術を投入した車両ではないそうです。

開業当時の国鉄が持つ技術を結集して最高のパフォーマンスを出したということです。

現在でもそれが十分通用するのですから、現有するものを貪欲に上手に使うことが、如何に大切かということですね。

 

車内は、化粧版や座席などは登場当時とは大幅に変わっているとはいえ、天井の無骨なクーラーや鉄パイプの荷物棚などは健在。

最新の新幹線は、クーラーは壁からの吹き出しになるなど、露骨な軽量化をしていますが、0系の形は今も鉄道車両の基本だと思います。

鋼鉄製の車両は、現在のアルミ製の車両と比べると加速はもったり、減速はゆったり。

しかし、ギクシャクしない、何ともいえない重厚感と安定感がありましたね。

 

途中駅でN700系に抜かれる間も、堂々と構えています。

肩身が狭そうに止まっているのではなく、“急いでいるのならさっさと行けや”と言っているような感じです。

 

10分ほど停車していたので、多くの乗客がホームに降りて先頭車で記念撮影。

私も独りだったのですが、その輪に加わりました。

よく思い出せば、カメラだけ持ち出し、財布を含め他の荷物は座席に置きっぱなしだったのですが、置き引きなどはありませんでした。

この国は、まだまだ治安がいいんですね。

 

反対側のホームより。

止まっていても様になる姿はさすが。

 

岡山駅では、こちらも引退してしまった100系電車と並んで撮ることができました。

この2台が並ぶと圧巻で、N700系や500系と比べても貫禄勝ちといった感じです。

 

と、ただの思い出だけになってしまいましたが、今後何年経っても、この偉大な姿を記憶に留めておきたいですね。

 

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都内の夜景といえば、今でもサンシャイン60

2014-04-23 22:41:26 | 東京

昭和53年に開業してから、平成3年(だったか)に現在の東京都庁舎が建つまで日本一の高さを誇った池袋サンシャイン60。

久しぶりに60階の展望台に上がってみました。

 

サンシャイン60展望台からの景色は、近くにあまり高い建物がなかったこともあり、圧倒的な展望度を誇っていたことを覚えています。都内北側という

こともあり、埼玉県方面も良く見えましたね。

新都庁舎のあとも、六本木ヒルズやミッドタウンなど次々と超高層ビルが建ちましたが、都心や新宿は他にも多くの超高層ビルがあり、そこからの

景色は他のビルが邪魔して今一つピンときませんでした。

個人的にはですが、やはり展望台からの景色、とくに夜景は平面的な広がりがあってこそと思っています。

 

その点でいうと、サンシャイン60展望台からの夜景は、今でも平面的な広がりが十分あり、本来の魅力がたっぷり味わえます。

最近では池袋にも超高層マンションが多く建ちましたが、マンションと商業ビルでは高さに差があり、あまり眺望に影響はありませんでした。

こちらは新宿方面の夜景。

 

スカイツリー方面。

 

都心方面。

 

北池袋方面。

 

池袋駅と、東京西部方面。

 

池袋駅周辺のアップ。繁華街が明るく輝いています。

 

ひとつ残念だったのは、展望室内の灯りが明るすぎるということです。

売店や喫茶コーナーは仕方ないとしても、通路の灯りも強すぎのような気がします。

そのため、どうしても窓に室内の灯りが反射してしまうという現象が起こってしまいます。

 

とはいえ、開業から30年以上経った今も、眺望抜群の貴重なスポットであることに変わりありません。

今後も、少しずつ変わりゆく東京を、眺めていきたいと思います。

 

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都電荒川線と飛鳥山公園

2014-04-06 20:46:40 | 東京

ちょい旅になりますが、東京で唯一の路面電車、都電荒川線に乗ってきました。

ずっと東京(多摩地区ですが)に住んでいますが、荒川線に乗ったのは初めてです。まあ、これといって荒川線の沿線に用事がなかったので。

今回も、これといった用事というわけではないのですが、せっかく東京にも路面電車があるのでなんとなく乗りたくなった、という感じです。

 

池袋から山手線で1駅、「大塚駅前」の停留場からスタート。JRのガード下にあります。

 

路面電車らしい、幅の広り軌道です。

 

飛鳥山公園の桜を見るため、「飛鳥山」で一旦下車。ここまでは路面ではなく専用の軌道が主でした。

 

「飛鳥山」を出ると、路面区間。広い通りの真ん中を、堂々と通っていきました。

 

乗ってきた電車を見送り、飛鳥山公園へ。満開のピークは過ぎたものの、なんとか見頃の週末でした。

 

公園に入ってみてびっくり。ものすごい花見の人出です。北区民の憩いの場なのでしょう。

 

階段を上りきったところで、頂上の石碑が。標高25.4メートル! 一応“山”なんですね。

 

実は乗ってみたかった、飛鳥山公園に上るためのモノレール「あすかパークレール」。しかしすごい乗車待ちで断念。

距離はわずか30~40メートルといったところでしょうか。カメのような遅い速度でゆっくり上り下りしています。

この遅さが何とも言えない楽しさがありそうです。

もともとは、高齢者や小さな子どもでも気軽に公園に上れるように設置したようですが、この日は家族連れやカップルでいっぱい。

 

飛鳥山公園をあとにし、公園の裏側の「王子駅前」の停留場から再び乗車。とりあえず終点の「三ノ輪橋」まで行ってみることに。

それにしても、都電荒川線は乗降客の多さの割りに、車体が小さいような気がします。来る電車はどれも満員でギュウギュウ。

たしかにこの日は花見客が多かったので、通常より混んでいたとは思いますが・・・。

昨夏に乗った、長崎の路面電車と比べてもひと回り小さいように思われました。まあ、土地の狭い都内を走るので、仕方ないかも。

 

満員の車内で、運転台の少し後ろから、他のお客が写らないタイミングを狙って前方を撮影。

前の車両がつかえており、追いついてしまっています。

下町らしく、荒川線の周辺も様々な人の往来が。

 

終点・「三ノ輪橋」に到着。

 

「三ノ輪橋」周辺は、いかにも下町、“昭和”を感じさせる街並みでしたが、それ以上の感動が。これを見れただけでも満足。

停留場の構内に、昔懐かしいオロナミンCとボンカレー、金鳥蚊取り線香とキンチョールの看板が。大村崑さん、今も変わってないですね。

 

と、「途中下車の旅」とまではいかないまでも、下町と“チンチン電車”、そして、桜を楽しむことができたちょい旅でした。

 

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寝台特急あけぼの廃止に思う

2014-02-16 20:58:18 | 鉄道

東京と青森の間を走るブルートレイン「あけぼの」が、3月15日のダイヤ改正で定期運行を終了するとのこと。

その後は多客期に臨時列車として運行するようですが、これまでの他の列車の状況をみると、臨時列車もいつの間にか消滅していたりするので、

事実上の廃止でしょう。

この十数年間、九州行き、中国地方行き、北陸行き、東北行きのブルートレインが次々と廃止となってきた中、「あけのぼ」は新幹線の通らない地域を

通るので、最後まで生き残ると思っていましたが、ついにその時がきたかという感じです。

 

私(のぶさん)も、旅の際は何度か夜行列車を利用したことがありますが、その中でも「あけぼの」は、利便性や設備のバラエティ、旅情など、いろいろな

面で優れていたと思います。夜9時過ぎに上野を出発するという時間帯もちょうどよいと思います。

 

※写真は、2008年7月に乗車(上野→弘前)したときのものです。牽引する機関車は、現在とは違います。

 

 

JR各社がブルートレインの廃止を発表するとき、理由は決まって「利用者の減少」「車両の老朽化」です。

それは確かにそのとおりなのですが、もっと深い意味があると思うのです。

なぜ利用者が減少したかというと、他の交通機関の充実ということがあるでしょう。航空路線や夜行バスの充実が挙げられます。

また、低価格のビジネスホテルの充実といったこともあります。わざわざ高い寝台料金を払って夜に移動しなくても・・・ということなのでしょう。

車両の老朽化については、これはどうしようもないでしょう。昭和50年代後半以降、ブルートレインの車両は新造されていないのですから。

 

では、なぜ新造されていないのか。

ブルートレインは定員が少ないので、夜行運行のコストを考えると、採算が合わないのでしょう。

国鉄から民間企業のJRとなり、きっちりビジネスをするようになってからは、採算が合わないのに車両を新造する必要性が無いということでしょう。

「あけぼの」は、これまでの他の列車と比べると利用率は高かったと聞きますが、我慢して運行してきたのでしょうか。

 

これで、残るブルートレインは、「北斗星」と「はまなす(急行)」だけになってしまいます。

その2つ、そして、豪華列車の「カシオペア」と「トワイライトエクスプレス」も、北海道新幹線の開業と同時になくなってしまうという話もあります。

 

目的地への移動のための寝台列車が絶滅の危機にあるのですが、一方で、「ななつ星」に代表される豪華クルーズ列車が、この後も登場すると

いうことです。このクルーズ列車は高額商品ですので、採算は計算されているでしょうし、広告塔として会社のイメージアップにも使えるでしょう。

ただ、高額すぎて一般庶民としては手を出しづらいところです。

 

では、もう寝台列車は豪華クルーズ列車だけになってしまうのでしょうか。以下、私(のぶさん)なりの思いです。

現在、残る寝台列車の中でも比較的堅調といわれている「サンライズ出雲・瀬戸」。とくに「出雲」のほうは、縁結びの出雲大社を目指す女性等に

人気で満員の日も多いと聞きます。

この「サンライズ」の車両は、平成に生まれた車両だけあって、個室を中心にしながらも2階建てにして定員を増やし、「出雲」と「瀬戸」を岡山まで

併結して走るなど、それなりに採算についても考えられていると思います。

 

このような車両を複数編成製造し、様々な路線で使える臨時列車として使用するのです。夏休み・冬休み・ゴールデンウィークや秋の紅葉時期の他、

通常期でも各地で開催されるイベント(祭りや博覧会、花火大会など)用に運行するのです。4人個室などもあってもいいかな。1人でも、2人でも、

家族でも、グループでも、楽しく移動できる空間にするのです。

これによって、運行日と採算もある程度確保しながら、子供たちに夢を与え、鉄道の旅を楽しいものにしていくのです。

 

個人的な希望ではありますが、これまでとは違った形でも、ぜひ寝台列車の再生を見てみたいものです。

 

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大瀬崎

2014-02-08 19:18:22 | 静岡

山梨側と静岡側、どちらから見える富士山が美しいか、話題になることがありますね。

先日打ち切りになってしまった某番組でも取り上げられたことがありました。

個人的には、富士山単体での雄大さなら山梨側、富士五湖周辺から眺めたものなど。他の山や海と絡めた美しさなら静岡側、三保の松原など。

と、思っています。

ここで、もう20年以上も前になりますが、中学校の社会科の先生が、「伊豆半島の大瀬崎から見た富士山が一番美しい」という言葉を思い出し、

ちょうど近くにいたため、初めて行ってみました。

 

伊豆半島の西側から、ひょこっと飛び出た形の小さな岬。着いてみると、さっそく富士山がのぞいていました。

ちなみに、ここはダイビングの人気スポットらしく、冬にもかかわらず数十人のダイバーが集結していました。(写真からははずしましたが)

 

海水の透明度が高く、「青い海」って感じです。ダイバーに人気なのもうなずけます。

 

岬の中に入ると、池がありました。ここは、すぐそばまで海岸が迫っているのに淡水という、珍しい池なんだそうです。

 

鯉がたくさん飼われており、人が近づくと寄ってきます。餌を100円で買い、さっそく投げ込むと、我先にと飛びついてきます。

 

樹齢1000年以上の御神木も存在しました。自然科学の見地からも重要な場所なのですね。

 

そしてついに、岬の反対側に出ると、富士山を望む美しい風景が! 先生の言葉は本当だったんだ、と感動!

中腹に雲がかかってしまっていますが、それはそれで絵になります。手前にある海と愛鷹山が、富士山の高さを際立てています。

 

伊豆に来て、先生の言葉を思い出して本当によかったと思いました。

では、ここから見る富士山が一番? いや、それは、地元(東京都西東京市)からいつも見える富士山が一番です(笑)。

 

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伊豆の国パノラマパーク・ロープウェイ

2014-02-02 22:16:25 | 静岡

伊豆長岡温泉の外れに、ロープウェイの通る山、葛城山があります。

ロープウェイを含めて一帯は「伊豆の国パノラマパーク」となっており、さっそく上ってみることにしました。

なお、ガイド本では、「かつらぎ山パノラマパーク」とありました。周辺の町村が合併して「伊豆の国市」となったので改称したのでしょう。

 

ここのロープウェイは、スキー場によくあるような、4人乗りゴンドラが連続するタイプです。ゆったり座って景色を楽しめます。

また、乗り場が山麓からけっこう離れているのも面白いところです。

スタートしてすぐに、交通量の多い幹線道路をクロス。その後も、畑や民家の上を堂々と通ります。

 

葛城山に差し掛かると、ロープウェイはぐんぐん上昇。眺めもさらに開けてきました。

 

中腹には、みかん畑がありました。

 

頂上が近付くと、大パノラマが広がってきます。

 

7分ほど乗って山頂駅に到着。

 

展望台からの眺めは、絶景のひとことです。富士山と駿河湾が見渡せます。駿河湾にひょこっと出ている三角形は、「淡島」です。

富士山は、中腹にちょっと雲がかかってしまっていますが。

 

山頂駅前には、富士山を眺められる足湯があります。足元から体が温まります。

 

葛城山の標高は452メートル。東京スカイツリーの天望回廊とほぼ同じ高さです。

 

山頂一帯は散歩コースになっており、コースの先には、神社やカップル向けスポット、アスレチックなどが点在。

 

再びロープウェイに乗車し下山。だんだんと低くなってしまう眺めが惜しい・・・。

 

山麓駅へ戻ってきました。大規模な土産物店とバイキングレストランもあるので、買い物と食事もここでOK。

 

と、葛城山そのものや絶景よりも、ロープウェイの話が中心となってしまいましたが、それだけ、ここのロープウェイは楽しかったということですね。

 

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柿田川湧水群

2014-01-25 23:56:04 | 静岡

「○○の名水」など、“水”がブームになって久しいですが、名水の中でも、日本有数の湧出量を誇る、柿田川湧水群を訪れてみました。

静岡県東部の中心、沼津市と三島市に挟まれた駿東郡清水町。 国道1号沿いの柿田川公園に、それはあります。

 

水が湧いている所は、公園の入口から少し下りたところにある2つの展望台から、それぞれ別の湧き水を眺めることができます。

まずは第1展望台。

少し見えにくいですが、左側の色が変わっているところが、水が湧き出ているところです。

ボランティアの方から、1日あたりの湧出量は25mプール2000杯分にもなると説明を受けました。湧き水としては、ものすごい量です。

これも、富士山の恵みだそうです。やはり、富士山の自然の力は絶大ですね。

 

続いて、第2展望台。

こちらは、水が湧き出ている様子が真上から眺められました。

圧倒的な水の透明度に、ただただ感激です。

 

公園の奥のほうには、遊歩道が整備され、湧いた水のその後が眺められます。

全長1.2㎞の柿田川となって流れ、狩野川に合流します。周辺地域の貴重な飲料水としても貢献しているとのこと。

 

感心するのは、ここが国道1号沿いの一角だということです。

しかも、周辺はニトリやエディオンなどの大型店舗が林立した商業地となっており、国道1号は慢性的に渋滞しています。

にもかかわらず、このような清流が今も生き続けているということは、自然の力と、その自然を守る、地域住民の方々の力のたまものでしょう。

いろいろ旅をするにあたり、自然と人間の力には、敬意を感じずにはいられません。

 

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東京⇔伊豆方面 東名・新東名のSA・PAにいくつか寄ってみた

2014-01-18 21:34:49 | ドライブ

1月のよく晴れた土日に1泊で伊豆方面へ。

その往復で、東名・新東名のSA・PAにいくつか寄ってみました。

最近は、SA・PAや道の駅などが、単なるドライブインとしての機能だけではなく、観光スポット的な要素も強まってきているとのこと。

旅先へのドライブも、ただ移動するだけではなく、途中の楽しみも増えているようです。

 

まず寄ったのは、日本最大級の海老名サービスエリア(下り線)。

さすがに大勢の人でにぎわっていました。

 

小腹が空いていたので、「海老名茶屋」の『えびえび焼き』と、ベーカリー「ぽるとがる」の『海老名メロンパン』を購入。

えびえび焼きは、見た目普通のたこ焼き。食べてみると、うーん、たしかに中にはエビが。

『海老名メロンパン』は、中がふんわりでとても食べやすいです。思ったより大きいので、2人で食べてちょうどよし。

 

次は、静岡県に入ってすぐの足柄サービスエリア(下り線)。

ここは、楽しいSAを目指して、昨年よりフジテレビの「めちゃイケ」とのコラボ中。

ガリタ食堂の「G級グルメパーク」が開催中で、行列ができていました。

ただ、本格的に食事をしたかったので、行列には入らず・・・

「足柄の森レストラン」で、『足柄の森ハンバーグ』を注文。 

挽肉の焼き具合と、ソースの味が抜群。久しぶりに美味しいハンバーグを食べた感じです。

オニオングラタンスープも◎!

 

足柄SAを出て、数分で駒門パーキングエリアへ。

新東名との分岐の直後にあり、高架橋が通っています。これまで大型SAと比べると規模は格段に小さいです。

小型車よりもトラックのほうが目立ち、トラック野郎御用達といった感じ。

人の多い大型SAよりも、トラックドライバーにはこちらのほうが落ち着くのでしょう。

ここでは、“おやつ”として、揚げたての『みしまコロッケ』を購入。

甘めで、誰の口にも合いそうな味です。

ちなにみ、ここは自衛隊演習場が近いようで、売店には、迷彩服などの自衛隊グッズが売っていました。

小規模なPAといえど、いろいろな楽しみ方がありますね。

 

さて、帰りは1箇所のみ。新東名の駿河湾沼津サービスエリア(上り線)です。

ここはTVなどでも紹介されていたので、行ってみたかった所のひとつ。

建物の外観もそうですが、中の雰囲気もSAというより、小さなアウトレットモールといった感じ。

建物右側の塔は展望台になっていて、沼津市内の夜景が望めました。

ここでの食事は、フードコートにある「駿州醤油らーめん一滴家」の「あさり潮浜らーめん」を注文。

スープの中にも大量のあさりが潜っていて、味も胃袋も満足。

 

最近では、SA・PAに行くことが目的で高速道路に乗る人もいるそうです。

今後、他の高速道路でも、いろいろな発見をしたいと思います。

 

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東京ディズニーシー 上品な夜景

2013-12-31 21:46:24 | テーマパーク

久々に東京ディズニーシーを訪れました。(本日は大晦日ですが、訪れたのはクリスマス前です)

平日でしたが、相変わらずディズニーは人気が高いです。常に進化していて、また訪れたいと思わせてくれます。

ただ、私の体のほうは衰え、シー内での行動の仕方も、以前とは大きく変わりました。

子供の頃は、西武線沿線で育ったこともあり、練馬区にある遊園地「としまえん」で、よく絶叫マシンに乗ったものでした。

ディズニーシーにしても、20代の頃は、「センター・オブ・ジ・アース」や「インディ・ジョーンズ」をはじめとしたアトラクションを楽しんだものでした。

ところが、30代も後半になり、三半規管も衰えたのか、アトラクションに積極的に乗ろうとは思わなくなり、ショーを見て回るのが中心に。

また、楽しみを覚えたのは、ただ歩くことです。遊園地と違って、基本的に乗り物が露出していないので、風景を見て回るだけでも楽しいことがわかりました。

とりわけ、夜の景色は上品に感じましたね。

というわけで、ハーバーやウォーターフロントを中心とした夜景をいくつか。

 

また、意外にも“こりゃちょうどいいや”と思ったのが、「マーメイドラグーン」の室内アトラクション。

子供向けなのか、ただ回ったり上下したりするだけの小さなアトラクション群ですが、今頃になって楽しみを覚えました。

 

癒しを与えてくれたディズニーシーの夜景、ありがとう!

 

                                                         (N.N)

 


神宮外苑と表参道

2013-12-08 20:37:50 | 東京

寒さも増してきた12月初旬、ちょっと都内をぶらり歩きしてきました。

今まで、見たいなと思いながらも見ることができなかった、神宮外苑のいちょう並木。

日曜日ということもあって、すごい人出です。

色の付き方もちょうどよい時期でした。(今はもうかなり散ってしまっていると思いますが・・・)

 

こちらは反対側。

 

それにしても、イチョウというものがこんなに美しいんだ、と初めて感じさせられた日でした。

 

 

夕方になって、表参道へ移動。

5時頃になると、街路樹と植え込みにイルミネーションが点灯しました。

 

ここのイルミネーションは、全て普通の色の電球がただ点灯するだけで、カラフルな電球がチカチカ点滅したり

するわけではありません。(まあ車の往来も激しいので、チカチカするのは危険なので無理でしょうが)

逆に、そのシンプルな美しさに見とれてしまうのです。

 

何かと忙しい暮れですが、心和む一日でした。

 

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ハウステンボスのホテル

2013-11-05 00:03:42 | ホテル・旅館

またまた1カ月以上空いてしまいましたが、続きです。

今回は、ハウステンボスのオフィシャルホテルの話題です。

ハウステンボスはとにかく広いため、日帰りではとても回りきれません。1泊しても難しいくらい。

ホテルライフも楽しみながら、ゆっくり園内を回るのが、楽しみ方としてはいいでしょう。

 

ということで、宿泊するホテルの選択肢としては・・・

まずは「ホテルヨーロッパ」。オランダの名立たる高級ホテルを移植したとかで、他のホテルとは格が違うそうです。

外観も威厳がありますし、専用のハーバーもありました。

憧れではありますが、さすがに旅行代金もかなり高くなるため、残念ながら諦めるしかありませんでした。

 

次は、「ウォーターマークホテル長崎ハウステンボス」。

港に面していて王宮のような外観。公用語が英語なのが特徴。せっかく異国情緒を楽しみにきたので、泊まってみてもよかったのですが、

利用した旅行商品にこのホテルの選択肢は無し。

 

楽しそうだなと思ったのが、「ホテルアムステルダム」です。

園内のど真ん中にあり、アムステルダム広場の前に建っています。街の賑わいを、部屋からも楽しめそうです。

位置づけとしては、ディズニーでいえば「ミラコスタ」に近い感じでしょうか。

ただ、こちらも代金がオーバーしてしまうため、はずれることに。

 

異色なのは、森のエリアにある「フォレストヴィラ」です。

池の周りに、2階建てのコテージが並んでいます。暗くなってから行ってみたので写真は見づらいですが。

コテージとはいえ、資料を見ると延床面積はかなり広く、場合によっては都内の一戸建てより広いかも。

子供のいる家族連れや、グループにはもってこいでしょう。

ただ、旅行商品では、3人以上でないと利用できないため、こちらもはずれることに。

 

続いて、園外のホテルです。

最も利用しやすいのは、「ホテル日航ハウステンボス」ではないでしょうか。

オフィシャルホテルの中では、もっとも代金が安く、お手頃感がありました。

外観は白亜の宮殿といった感じですが、資料を見ると部屋が他より少し狭めのようなので・・・

 

最終的に選んだのは、「ホテルオークラJRハウステンボス」。

なんといっても、その荘厳な外観が目に付きます。「ドム・トールン」と並んで、ランドマーク的な存在といえます。

部屋からの眺めも最高です。

そして、オフィシャルホテルで唯一、天然温泉があるというのも特長のひとつでしょう。

代金も園内ホテルほどではなく、許容範囲でした。部屋も広めで文句なし。

 

今回はオークラに宿泊しましたが、どこも特徴があり、いろんな楽しみ方があると思います。

次回はどこにしましょうか。(いつ行けるかわかりませんが・・・)

 

                                                                     (N.N)


ハウステンボス 街の風景

2013-09-29 23:09:09 | テーマパーク

前回、“来週も書きます”と言いながら、かなり経ってしまいましたが、ハウステンボスの風景です。

TDRやUSJといったテーマパークと明らかに違うのは、“街”であるということだと思います。

そのため、ひとつひとつのアトラクションは、けっして派手なものではありませんが、美しさと落ち着きを感じさせるものでした。

では、街と港の風景をいつくか。まずは、アトラクションタウンの劇場から。

 

昼食を取ったカフェ。 グルメが充実しているのが特長のひとつだとも思います。

 

スリラーシティの中心街。

 

ハウステンボス全体の中心街(と思われる)のアムステルダム広場。

左のが「ギヤマンミュージアム」で、奥の長い建物が、「ホテルアムステルダム」です。

 

港にあるヨットハーバー。

 

One Peace のサウゼンド・サニー号が出航しました。

 

シンボルの塔である「ドム・トールン」。

エレベーターで展望台に上ると、街と海、森を一望できます。

ハウステンボスは、ホンと広いです。東京ディズニーランドとディズニーシーを加えた面積よりもさらに広いとのこと。

 

ショッピングにも事欠きません。多様な店が集まる「パサージュ」。

 

最も奥(入口から徒歩30分!)にある、「パレスハウステンボス」。中は美術館になっていますが・・・

中で開催されていたのは、ゲームソフトメーカーの展示会でした。

ちょっと場違いなような気がしましたが、経営のためにはなりふり構わずということでしょう。

 

各所で小規模のイベントやショーを開催していたのも、工夫のひとつです。

写真は、「アムステルダム広場」で行われていたコンサート。

 

TDSやUSJが、ディズニーやハリウッド映画の世界に引きこまれるために行くのであれば、

ハウステンボスは、“癒しの街”といったところでしょうか。

場所的に、地元の方以外ですとリピーターになるのはなかなか難しいでしょうから、

ぜひとも長期滞在して全てを満喫したいものです。

 

                                                                (N.N)