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【1級建築士・設計製図試験】要求室等の計画について

2022年01月13日 | 鉄道

令和3年度【1級建築士・設計製図課題】

※出題内容と採点ポイントについては「公益財団法人 建築技術教育普及センター」よりダウンロード出来ます。

課題「集合住宅」

今回は「要求室等の計画」について

まず「等」と記載があることに注意して欲しい。

当然要求されている部屋が「居室」であれば「居室に必須条件」を満たすのは当たり前です。

例えば住居の採光基準をクリアしていないのはダメ

模範解答が隣地か8mもしくは10mの部位に柱心(壁芯)があることは

「住居系地域の7m(採光係数が3になる)」が関係しているのは難くない。

ここからは要求内容ですが「約・以上・適宜」の意味が解らないとダメ

また、要求面積が以上と書いてあれば要求面積未満はアウトです。

そして、要求内容に適合していても、要求室に至る動線が逸脱しているのもアウトです。

例をあげると「設備関係の部屋」への搬出入経路扉が設備室へ扉より小さいのは良くない(笑)


私が受験(20年以上前)した時の周りの人もそうだったんですが、要求条件を満たしていない人が多かった。

当然、そういう人が合格するはず無い・・・

必然的に要求条件を満足するように計画すれば合格します。

 

朗報ではないですが、1級建築士を取得している人は少なく合格すれば建設業界では頂点に立てます。

無資格でも従事出来て給金が貰えるのは、普通に考えると不思議なんですけど

一応、その頂点に立てます(笑)

 

少し横道に逸れますが、設計実務の観点から見ると「2級建築士」でも問題はありません。

理由は1級建築士の設計が要求される建物数が総数に比べると1割りにも満たないからです。

ただ、無資格は論外なのは変りません。

これが医業だとすれば考えられない世界ですが、建築業界はそこまで厳しくありません。

だから、ぬるま湯業界となんですわ(汗


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