のぼさん趣味のブログ

Railway and Dish
鉄道と料理の紹介です

のぼさんの思う「カメさん」

2022年04月27日 | 鉄道

ニホンイシガメさん ↓


我が家にはカメさんが沢山居られます。
ニホンイシガメさんの当歳が17匹
ミドリガメさんの当歳時が4匹
以下、屋外にも10匹くらいは居るとの
警告!いや報告を妻から受けております。(笑)

僕のお友達のカメさん達が、妻を覚えたから書けるのであって、
それが「エサを運んで来る人」と覚えてるのを妻が存じている。
かつ、僕も同様にカメさん達に、覚えられてるから
こういう事を書くことが出来ると思います。

という事で、カメさんをもっと知って欲しいという願いを込めて書いていきますね(^^♪
(簡単に言えば、カメさんとお友達になって四十数年のおじさんのボヤキです)


ニホンイシガメさんやクサガメさんミドリガメさんを飼育する方法はというと

結論から言えば「屋外飼育」が一番良いんです。

以下に理由を書いていきます。

カメさんは変温動物である



「自らの能力で体温を維持できない」
すなわち「外部温度=体温」になるということです。
自然界で「カメさん」を見かけない時期があります。
寒い時期並びに真夏の炎天下です。

寒い時は、動きが鈍くなり「冬眠」に入るから見かけない
そして、体温が低すぎると「食べ物を消化出来ない」というのも関連します。
また、暑過ぎると「血液中の細胞が壊れる=貧血を起こす!?」ので、
日陰もしくは水中にて体温が、上がらないようにしているのです。
これが見掛けない理由です。

太陽光が無いと生きて行けない


太陽光(紫外線・UVB)を浴びないと「骨軟化症(くる病)」を発症する。
骨・甲羅を形成するのには「カルシウム・リン・ビタミンD」が必要です。
(ビタミンDは腸でカルシウムを吸収する為に必要です。)
カメさんのエサに「カルシム強化配合」「ビタミンD配合」と書かれてあるのはこの為です。
しかし、ビタミンDを効率よく生成する方法としては「紫外線照射」の方が優れています。
自然化では「食べ物」でカルシウムとビタミンDを補うのは難しいからだと考えます。
哺乳類も「紫外線(UVB)」が必要です。
理由は、カメさんと何ら変わりません。

水も飲みます。そして、ずっと水中に居るわけではないです


カメさんも水分補給するので、飼育水が汚れているのは良くない
私は「排泄物だらけの水」は飲みたくありません。
と、のこさんから聞いています。
水中にずっと居るわけではないのは、前述の「体温維持・骨甲羅の形成」が理由なんですが、
その他に「体を乾かさなければならない」理由もあります。
水カビ病等の「皮膚病」を防ぐためです。
また、甲羅に苔が生えるのを防ぐためでもあります。
「口(摂取に必要)鼻(呼吸に必要)」が、常に水中にある状態に加えて
水が汚れていてはカメさんが可哀想です。

見た目はごっついけど

カメさんは、ハーダー氏腺病(ビタミンA不足が原因)に罹患しやすく
ゴツゴツした体の割りには意外と「デリケート」なんです。
そして、隠れる場所が無いと困る個体もいます。
近寄ったら寄ってくるイメージがありますが、
中にはそっと見守ってあげるべき個体もいます。
頭隠してお尻隠さずって、鈍チャンも多いですが、
それは、不問にしてあげましょう。
そういう子達は、人前でエサを食べない傾向にあります。
だもんで、エサを食べてくれないとボヤく前に、
距離を置いて、そっとしといてあげましょう。

意外と飼育費が高くつきます

理由は「前述の内容」を読んでいただければ、なんとなくお分かり頂ける思います。

飼育スペースには「陸場」「水場」が必要
太陽光が当たるようにしなければならない(紫外線ランプでも、ある程度補えます)
水質を維持する必要があるので、頻繁に水替えが必要(僕の場合は、生物ろ過システムを立ち上げています)
繁殖させるとなると「産卵場」も必要です。

これらを準備しようとすると、場所とお金が沢山要ります。
また、全てを満足させないと、カメさんも長生き出来ません。

私が書いたのは「最低限」です。

僕の飼育レベルで、年間12万円(光熱水道費込み・エサ代も込み)位かかっています。
当然「家族の許可」も必要ですし、私は仕事に出かけるもんで平日は「エサ」を妻に与えてもらっています。
多頭飼育だからお金が掛かるように見えますが、
1匹でも必要最低限「月に4?5千円」は必要です。

僕はその分以上に、カメさん達に癒されております。
ここまでやれば、竜宮城に連れて貰える「夢」を見るかもしれません(笑)

今回は、カメさんの飼育には「お金と知識が必要」という、
これから、カメさんを飼育したい方には、キツ~イお話でしたね。
そして、カメさんに興味の無い方には、全くもって無意味な内容でしたm(__)m


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