風の吹くままに

昨年2月半に家内が胃癌で他界し間もなく一年が過ぎようとしています。
記憶の中にある思い出を書きしるしていきます。

記憶の中に

2008-12-29 20:49:57 | 胃癌
歳も押し詰まった2005年12月27日、
仕事収めの前日のお昼少し前に携帯が鳴った。
携帯画面の表示で家内からの電話だった。
今日は先日受けた精密検査の結果を
病院へ聞きに行っていた。

おとうさん、と泣きながら、癌だと言われた、
とそこで一しきり泣いてから
明日、今後の方針を説明するので二人で病院へ
来るようにと言われたと泣きじゃくった。

そうなのだ、少し前からお腹の具合が好くない様で
検査を受けその結果、要検査と成り
その後、胃カメラで検査を受けたのだ
病状を説明すると言われたのでは無い。
今後の方針の説明なのだ。
目の前が真っ暗に成った。
家内はどんな思いでそれを聞き伝える為に
電話をしたのだろうかと考えると、堪らなかった。

明日は仕事収めだが休暇を取った。