nobress food&drink

nobressの元オーナーが送る くだらない世界

父の味 母の味

2012年03月03日 | Weblog
先日両親が僕の店に ぷら~とカフェしにきた

自分の働いてる所を見られる事ほど 幸せなことはない
うれしい限りであった

そこで僕は何故か 父母が作る料理の事を思い出していた

母の作る料理は なかなかアナーキーなものであった

あるときなんか 遠足の弁当がなぜかマツタケ飯・・・ しかもプラスチックの赤い釜に入っていた・・・ それをみた先生が「俺のとかえてくれ」と言った

またあるときは 包んであるハンカチを開けると アルミホイルで包んだ物体がでてきた 「なんだこれは?」と思いホイルをはがすと 中からピザがでてきた なぜかナイフとフォークがそえてあった 同級生がめずらしそうに集まってきた そんな中 僕はナイフとフォークを使い ピザを優雅に食べた

なかなかpunkなははだったのだ みんなはどうか知らんが うちの食卓のサラダはいつも 刻んだ白菜だった いわゆるレタスなどのサラダがでてきた覚えがない でもその刻んだ白菜のおいしかったこと・・・

たまに田舎に帰ると 僕はある仕事をする 冷蔵庫の整理整頓だ・・・

父の作る料理は 一つしか覚えてない
アルミでできた鍋にはいっているうどんだ 母が夜いないときは父が 自慢げにそれを作ってくれた アルミのふちに口をつけて 出汁を飲むときの口の熱かったこと!!
でもそれがうまかったのだ 子供ながらにこれぞ「男の料理だな うん」と思った

そんなアルミうどんを 今晩30年ぶりくらいに食べます
両親の血を僕は確実に引き継いでいます

ありがとう!!!