FAR SKY (遠い空) 世の中の本質を自分なりに・・・

遠い空には何が見えるのだろう。若者には輝く未来が。関西弁おっさんにはオネーチャンの優しい笑顔。遠いあの空はどこに行った。

嫁は夜開く(19)ポスト・スペースシャトル

2015年10月29日 19時28分42秒 | 日記

今月10月は晴天の日が多く、四国へ行った折には天の川をしばしば見ることができた。大都会の京都に生まれ育った私は深草の少年科学館や大阪四ツ橋の電気科学館のプレネタリウムでしか銀河を実感することがなかった。この目で初めて本物の銀河を見たのは高校の修学旅行で沖永良部へ鹿児島から向かう船の中からだった。真っ暗な海上をすすむ貨客船から見えるものは水平線から天頂までが漆黒の中に光輝く星の集団だった。
中学生のころ「星と宇宙」という岩波新書を読んだ。この本で基本的な島宇宙とか第2種変光星とかの知識を仕入れた。その薄っぺらい知識を友人にひけらかし何時間も船から見る宇宙を堪能していた。


アポロが月に行った時には、これは人類の歴史的瞬間だと思い、わざわざ京阪七条の駅まで自転車を漕いで行き、売店においてある各種の新聞を買ったものだ。アポロ計画も終了し、スペースシャトルももう打ち上げられていない。ソユーズは相変わらずしっかりと地球とスペースラボの間を往復しているのは大したもんだ。



写真は海獣のシャチではない。小型のスペースシャトルらしい。



人類の宇宙への夢と挑戦は永遠に続く。


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