FAR SKY (遠い空) 世の中の本質を自分なりに・・・

遠い空には何が見えるのだろう。若者には輝く未来が。関西弁おっさんにはオネーチャンの優しい笑顔。遠いあの空はどこに行った。

もう会えないかもしれない(17) 風雲たけし城

2016年04月09日 16時31分14秒 | 旅行

松本の町を過ぎ私は上田の市街にかかっていた。そう言えば大学時代にクラブの合宿で上田に来たことがあった。たしか長野から古めかしい電車に乗って、こんな山の中でも電車が走っているのだと感心したものだ。
想像通り、町は現在放映中の大河ドラマ「真田丸」一色である。



城跡公園は日曜日の花見を兼ねた観光客でごった返していた。わたしも車を停め公園内を散策しようとするが、駐車場も満杯であり、一時間5百円の看板にも抵抗を感じたので次回の訪問にすることとした。



真田の家紋を「六文銭」という人がいる。六文銭は小室等のフォークグループでしょ。私が覚えているのは「六連銭」。文字通り一文銭が6つ並べてある文様である。6文は三途の川の渡し賃。無論、江戸時代の創作である。
話は変わるが、寄生虫で有名なものは「蟯虫・ギョウチュウ」や「鉤虫・コウチュウ」。それにめったにないが「サナダムシ」。このサナダは真田からきている。サナダムシのように平べったくて細長いひもは真田の特産品であった。関が原で敗れたサナダ親子は高野山に幽閉された。経済的にも困窮した親子はこの真田紐を内職し、軍費を蓄え来るべき徳川戦に備えたという。
まったくのウソ。真田信幸が松代に移封される前に、松代地方で冬の内職として平らたい「ひも」を作っていたのを「サナダひも」とネーミングして売っていただけである。
現実はドラマとちがう。



帰宅後、録画していた「真田丸」を見た。



信繁が徳川軍を城内におびき寄せる。

こんなおどけたしぐさをしながら、徳川軍をからかいながらおびき寄せる。



これでは「たけしのドタバタバラエティー」と変わらない。
ふざけた内容だ!NHK!

でもこの子がかわいいので、許す。




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