FAR SKY (遠い空) 世の中の本質を自分なりに・・・

遠い空には何が見えるのだろう。若者には輝く未来が。関西弁おっさんにはオネーチャンの優しい笑顔。遠いあの空はどこに行った。

戻れない道(58) 成層圏に鳴く蝉

2015年08月16日 20時25分33秒 | 日記

KENさんからコメントを2度も頂いた。私のこの手抜きブログに、ごひいき頂きまして涙がちょちょぎれる次第です。さっそくKENさんのブログを拝見するとビックコミックORiに松本れいじが漫画を載せいていると書いてありました、松本作品の表紙まで写真に撮っていただいてある。親切この上なし!
我々京都のおっさんにとっては松本零二は「宇宙戦艦999」でなく「男おいどん」でもなく、COMの未完成シリーズや単行の「模型の政界」であります。
当時の松本は、飛行機や戦車を新聞広告の裏紙に鉛筆で書いて喜んでる少年そのものであり、漫画を作品ととらえるなら構成力やストーリーの展開に力不足を読者に明明にしていた。つまり、絵はかっこいいのだが、それだけなのである。しかしその中でも「成層圏に鳴く蝉」は珍しく作品として成立しており今でも私の記憶に残っている。たしかに名作だった。しかし、お絵かき少年は編集者とタッグを組みナンセンスに向かった。それがマガジンの「男おいどん」だ。ガキデカの山上タツヒコも同じコースを歩んだ漫画家である。マガジンに「光る風」でメジャーデビューしたのはいいが、そのむちゃくちゃなストーリーに読者から総スカンを食い、苦肉の策のナンセンス「ガキでか」がヒットしたのは、こりゃもう「死刑!」ものであった。
それなら、皆本太郎の「ホモホモセブン」は一体どうしてくれるんやあ!
では、明日はコンビニでオリジナルを立ち読みすることにします。
KENさん。ホントにさんきゅです。



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