奈良・正倉院で守り伝えられてきた宝物を公開する「第68回正倉院展」(主催・奈良国立博物館、特別協力・読売新聞社)の開会式が21日、奈良市の奈良国立博物館で開かれた。
約2500人の招待客が、初公開9件を含む64件の宝物に見入った。一般公開は22日から11月7日までの17日間。
鳥の頭に似た注ぎ口が特徴のペルシャ風水差し「漆胡瓶しっこへい」や、聖武天皇遺愛の品で、樹下の尾長鳥の図柄を染めた「鳥木石夾纈屏風とりきいしきょうけちのびょうぶ」など数々の名品が並ぶ。120本以上の細い歯を象牙に刻んだ「牙櫛げのくし」など卓越した技術も堪能できる。
式では、湯山賢一館長が「天平の歴史文化の素晴らしさ、当時の人々のいろいろな営みをご覧ください」とあいさつ。杉本一樹・宮内庁正倉院事務所長は「正倉院展は天平工芸の精粋を集めている。懐の深さを感じてほしい」と話した。
開館は午前9時~午後6時。今年は金~日曜と祝日の閉館を2時間延長し、午後8時までにする。(読売)
どうしようかな?もう!優柔不断なんやからなあ。おれ。
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