戻れない道（９４） 見晴らしが良い場所

当てもなく車を動かしていたら小田原という町を走っていた。一夜城という看板あったので、ああ、北条攻めの城かいなと、そういえば小田原は後期北条氏の拠点だったのだ。

うーん。小田原の町が一望できる。という事は小田原城からもはっきりと見えるという事だ。墨俣城での成功体験を秀吉が小田原でも実践するにはなにか特別な理由でも有ったのだろうか。

案内図では完全に小田原城は包囲され海上もこれまた完全に封鎖されている。援軍など来るわけもなく秀吉軍からの寝返りも現実的ではない。豊臣政権の誕生の地でもある。

帰りに戸田によって高足カニの標本を見た。こいつは本当はカニではなくヤドカリだ。その証拠に横にではなく縦に歩く。これがカニとヤドカリの違いだ。


たーさん元気でやっているだろうか？